何 聴こう?2008年03月08日 10時45分02秒

ニューヨーク聖トーマス教会合唱団
 何を 聴いたら良いのか(心が動くのか) わかりません。
の状態に陥っています。

 お仲間さん
「聴きたいのがないのは、関心が一時期でも薄れているのと違う?全体的には少年合唱に。」
 ・・・違うような気がするけどなあ。

 別なお仲間は、次々に届くレコードを見ているだけで食傷気味なそうです。
  
 カバー写真買いに走っている私。それに近いかもしれません。カバー写真を見て「幸せ」ってところで止まってしまって、聴くところまで行かないんだなー。

 ここ10年ほど、週1でレコードを聴いて、資料を積み重ねることを自分に課してきたのですが、1999年にWSK10インチに出会ったときの新鮮な感動が薄れてきたってこともあるのかもしれません。

 今は月1のレコード鑑賞。回数も感動もレベルダウン中です。
(いつか感動のレベルアップを目指して)

たらさわみち氏「バイエルンの天使」~テルツ少年合唱団2008年03月08日 14時27分46秒

テルツ少年合唱団LP
 「バイエルンの天使」のプロローグでバスが停まっていた教会、アルマの弟シュテファンが歌った教会、同じくシュテファンのお葬式があった教会、もしかしたら漫画の中で登場するバートテルツの教会が、このカバー写真のじゃないかと想像してしみじみと眺めている。
 この盤は、大好きなアルバムカバーの中の1枚だ。(録音内容話題にならなくて申し訳ないデス)

 83年頃だと思うが、知人から たらさわみち氏作「バイエルンの天使」を紹介されて読み、テルツ少年合唱団を聴き始めた。

 生で聴いたのは1990年。「とっても,楽しかった」「上手だった」と感じて,幸せな気分で帰途についたことを覚えている。

 聴いた人なら解ると思うが、テルツのソリストの声は強靱で、成人男子と対等に歌っても埋もれることがない。
 『一人一人がソリストとして音楽的に高いものを持っている』合唱団として,異彩を放つ。

 そして最後に大切なダソクを一つ…この合唱団の声のキーワードは『少年の心意気』。

たらさわみち氏「バイエルンの天使」~テルツ少年合唱団2008年03月08日 14時50分26秒

ハンス君のソロ満載のお気に入りテルツCD
 私は新書館のペーパームーン・コミックスでバイエルンの天使を読んだのですが、1巻の後ろに「あこがれて異邦人」が収録されています。
 そこに、入団試験で、ヨォゼフくんがシュミット先生のピアノで歌うシーンがあるのですが、ここに書かれた4行が、とてもとても好きなんです。

 「本当に
  彼は
  うれしそうに
  歌った」

 そのときに歌ったのが、カロ・ミオ・ベン。

 ヨォゼフくんは、この盤の主役 ソリストであるハンス君のソロを繰り返して聴いて歌を覚えた設定になっています。