ヨーロッパへの視線~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年07月17日 04時21分37秒

ドラッケンスベルグ少年合唱団

DRAKENSBERGERS (Gallo DBC2)

1973年と1975年にWorld Choir festival で優勝した、という記載があるこのLPは、自然発生的なすばらしいソリストを得て、割合ヨーロッパを意識したヨーロッパ的な雰囲気の合唱が収められています。

にしては、カバー写真が旅情を誘いますね。

中に1曲素敵なアフリカンソング(たぶん)があるのですが
こちらもなんだかお行儀良く
まるでヨーロッパのCHOIRが遠慮しながら演奏しているみたいです。
手拍子にも現在のような勢いが感じられません。

上手かもしれませんが
あくまでもヨーロッパの呪縛の中にあるかのような演奏に聴こえます。

(現在のDrakiesが最近好きなので)

ヨーロッパを意識していた頃~ドラケンズバーグ少年合唱団2008年07月17日 07時52分18秒

ドラッケンスベルグ

SONS OF THE MOUNTAINS(Brigadiers BCP 1445)

低い声がちょっと聴こえたのが収穫の1枚。
これがヨーロッパの少年合唱団なら
カワイイ。上手。でかまわないのだが。
事実、サウンドオブミュージックなど
自然派ソリストを巧みに使いセンスよく仕上げている。

SONS OF THE MOUNTAINSということで
Drakiesを育んでいる南アの大地を連想させるタイトル。
アフリカンソングも歌ってはいる。
が、もうちょっと。

カワイくて迫力はない。
外国の少年合唱団がアフリカンソングを歌っている感じ。
現在のDrakiesへの道のりはもうちょっとありそうな録音だ。

アフリカとヨーロッパの狭間で~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年07月17日 13時29分16秒

ドラッケンスベルグ少年合唱団

BAYEZA! (Brigadiers BCP 1448)

Zulu語のタイトルも麗しく、私が待っていたアフリカンソングも収録のLPです。始まりの声の清々しいこと!
そして、Drakies魅力の、変声期直後的な若々しい男声(青年になり始め期声)のソロもなんだかやさしい。これ、15歳以下の男声なんです。さわやかです。DEON VAN DORPくん。年齢よりも大人びた声ですね。

合唱は全体的に声のトーンが高い(今よりも子ども子どもしている)のですが、その分、なんだかカワイ過ぎる。さわやか、かつ涼しい声で。愛しい声。です。

アフリカンソングはメロディラインが美しい・・・。
加えて(昔の=当時の?)映画音楽。
口当たりの良い聴きやすさを狙ったのかな?
狙いはズバリ的中です。

それにしてもソリストの宝庫じゃのう、ドラッケンスベルグは。