団員個々の表現力の魅力~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年07月20日 22時19分20秒

ドラッケンスベルグ少年合唱団

LAUDATE DOMINUM (Brigadiers BCP 1453) 1977年

ヨーロッパの少年合唱団でも取り上げそうな曲は正直つまらない。
普通に無難で上手なだけじゃねぇ~。物足りない。

そう思って盤をひっくり返すと、ソロが・・・。
相変わらず、ソリストくんが非常に非常に魅力的。
ちっちゃいソリスト君から変声後っぽいソリスト君まで。

盤に団員名があるが、写真なし。

で実際のところはわからないけれど
声の感じで
この盤には
ホワイト系だけではなくて
カラー系の団員君が入ったんじゃないかと
ちょっと思いました。

カラー系の団員くんの喉は強靭でしかも哀愁があるんです。
(ホワイト系くんだったらすみません。情報、なくて耳で聴いてそう感じただけなんで)

ドラッケンスベルクの魅力のひとつは
変声した直後っぽい若々しい男声。
その男声にBSが重なって心地よい。
手拍子にもなんだかシンが入ってきました。

そして最大の魅力。アフリカンソング。
Bayeza Kusasa
いろいろな声(音)の重なりとスピードと若さが
出ていて
現在のDrakiesに近づきつつあるかな、とも感じました。
あと3%迫力がプラスされれば完璧。

キャロルの祭典~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年07月20日 22時34分52秒

ドラッケンスベルグ少年合唱団

A CEREMONY OF CAROLS (ACP 615) 1978年

なかなか魅力的なアルバムカバーで、手に入れたときはラッキーと思ったのですが・・・。
カバー裏に録音時の集合写真があり、見ると、若いホワイト系団員君たちばかりでした。
1977年のLPを聴いた私の耳はあてにならないってコトですね。

この盤
オークションに出ればまだまだ高値安定でしょう。
が。
あ~う~・・・
ヘタとは言い切れないとは思いますよ。
あ~う~
ソロだって悪くはないと思いますよ。

・・・だけど、往年のキングスカレッジ等々
A CEREMONY OF CAROLS は
いろいろイギリス系その他で聴いているからなあ・・・。
曲の仕上げのシャープさというか完成度が違うって。

Drakiesの魅力はこういう曲とは違うもの。
BRITTENじゃダメなんだってば。
(私が苦手としているから? かもしれん)

・・・Drakiesって譜面どおり完璧に歌えば良いってCHOIRじゃないでしょ。
歌うときに命がはじける曲がいい!って。

裏面がおなじみのクリスマス・キャロル。
やはり つまらないなー。
こういう構成って他の国にも やまのようにあるし。

南アのホワイト系って元々がヨーロッパ?だから
自前でクリスマスに相応しい録音が欲しい
そういう要望に応えた盤なのかな?
まあ、自分ちの子、近所の子、南アの子が歌った盤で
しかもヨーロッパ系CHOIRと比較しても遜色ないCHOIR盤で
クリスマスを過ごしたいという気持ちは
解らないでもないですが

私みたいな ただのCHOIRファンには向かない盤かも。です。