A portrait of the soloists of the Roden Boys Choir "Treble SOLO" ~ オランダ・テイストのCHOIRってこんな感じ?2009年10月04日 21時08分50秒

A portrait of the soloists of the Roden Boys Choir

Treble SOLO
A portrait of the soloists of the Roden Boys Choir (BS 94712)

なんとも魅力的なカバー写真のCHOIRです。実は裏表紙の方が、もっと良いのです。

でも、ソロは、写真とは似ても似つかないほど、大人びたファルセット系。
たぶん文句付けようが無いようなほど上手なんですが、青竹系&硬質クリスタルグラス系を好みとする私の範疇からは、ちょっと外れ気味かもしれません。

名前を特定できないけれど、一人、青竹系団員くんが居て、その団員くんの声質は好み。

6分近くのバッハを歌ったやわらかファルセット系団員くんがメインなのかもしれませんけれど。・・・上手です。好き、嫌いは別として。彼がコンサートでこのソロを歌ったら、即、伝説のソリスト入りでしょうね。
Benjamin 君とDennis君の声が似ているけれど、Benjamin 君の方がより伸びやかに聴こえます。
そして往年のソリストPeter Dijikstra 氏がバスで参加しているのも良い感じです。

内容はヘンデル、モーツァルト、バッハ、スタンフォード、フォーレ他、聴きやすい構成です。

・・・でも、なんだか、もの足りないかな。ショックが欲しいような気がする。欲張り~。

加えて、基本、私って、ファルセット系はパスな人。

だから、名入りのソリストくんよりも、まだまだ開発途上でも、名無しの青竹系ソリストくんの声をもっと聴きたかったです。