ニュージーランドの実力派 ボーイ・ソプラノ~ Christopher Bruerton2016年06月09日 13時32分08秒



Carols for Christmas with Christopher Bruerton (TreeHouse T9923)

 Christopher Bruerton が14歳の時の録音なそうで、かなりソリストとして成熟しきっているかの如くの演奏です。玄人好みかも。大人の混声(たぶん)やお国のクライストチャーチの聖歌隊をバックに、Christopher の声が引き立っている構成です。教会ならではのオルガン演奏も良いですね。
 アルバムカバーの彼を見ても柔和で大人びている印象ですが、声も又、しかり。突き刺さるような青いところは全くなく、かといって揺れるヴィヴラートなしの、丸みを帯びた安定したソプラノが満を持して曲を作り上げて行く様が見事です。曲ごとに録音年月日がわかると良いのですが。私個人は、12.AWAY IN A MANGERのときの声が一番すきかもしれません。