ボーイ・シンガー MIGUEL GUERREIRO ~ 鼻にかかる声と喉の強さが特長のシンガー2016年10月16日 19時32分29秒



 エステー株式会社のCM「消臭力」で歌っていた男の子です。
ポルトガル出身で、地元のテレビ番組のコンテストで優勝して2枚のCDをリリースしたとか。これは、そのうちの1枚なのでしょうか?
 ボーイ・ソプラノの録音は、写真にしろブックレットにしろ、(良い難いですが、ときに大切な伴奏も)家内手工業的なものもあり、肝心のソリストくんの良さを100%発揮できたとは言えない制作状況の場合もあるのですが、その点、MIGUEL GUERREIROくんのこのCDは、全てに行き届いた出来だと言えると思います。私が気に入っているのは、盤そのものの写真。帽子なのですが、なんともキュートです。カバー写真も裏のプログラムに使われている写真も、プロの仕事だと感じます。
 MIGUEL GUERREIROくんは、制作のプロたちに支えられ、そのときの、ハートと声の全てをかけて、歌っている感じがします。内容はお国のアイドルが歌う流行歌でしょうか。鼻にかかる声と、喉の強さが特長のシンガーです。 

ボーイ・ソプラノMichael Bannett ~ 幸せな瞬間をまさに生きている少年と少女の姿が見える2016年10月06日 22時28分59秒



 Michael Bannett と Carrie Lyn が共演しているこの Frends forever は、世の母君たちがこぞって我が子に聞かせたいと思うような内容のCDかもしれないです。二人ともなんらかの賞を受賞したようですが、晴れがましく、幸せな瞬間を生きていて、歌っている二人の雰囲気からは、明るくて楽しくて健全で、我が子がこのように育ってほしいと願う要素がいっぱいです。たぶん。
  歌っている曲は、いたって健康。歌っている二人も写真通りに、育ちの良さ気で健全なティーン。二人を見ていると、我が子に与える影響として、不安要素は何もありません。
  このCDは、ものすごく、ものすご~く若い人(子ども)にお奨めします。一緒に歌ったら良いと思います。

ボーイ・シンガー MICHAEL Junior ~ 自信に溢れ自身の声に酔えるソリスト2016年10月05日 19時34分08秒



 彼の演奏は、明るい発声と圧倒的な声量、テクニックで、すべての曲(クラシックすらも)が、カンツォーネに聴こえました。そして徹頭徹尾、Michael Junior くんの歌い方は (プチ)セクシーです。借りたビデオで映像でも見たことがあるのですが、TVでのショーもそんな感じでした。
 Michael Junior くん自身が己の声に酔えるほどに、コントロール・バッチリの大声量です。彼の声には量のみならず、質的には憂いも艶もあって、渋いけれど若々しい、年齢ゆえの稀有な状況が又、魅力な訳です。言葉の切れ具合もGOOD!ですし。
 共演のテノールはさすがの表現力ですが、トータルで、Michael Junior くんの声が勝っちゃっているような・・・。
 気軽に聴けて、声そのものも楽しめるところも良いのですよね〜。  

ボーイ・シンガー Lim Hyung Joo ~ そよかぜのような甘いささやき2016年09月27日 07時53分06秒



 変声後も複数のCDをリリースしていて、その活躍が嬉しかったboyです。このCDは韓国の軽音楽でしょうか。曲名を英語表記しましたが、私が持っているのは韓国盤らしくて、ほぼ韓国語表記、そしてCDの内容は9番まで韓国語で歌われています。
 本当にサラッとクリアで、しかもやさしげな甘い声だと言えると思います。その声を活かす旋律も良いですね。音を聴く醍醐味は、自由度の高いどこまでも伸びる声にもあると思いますが、Limくんも十分に水準をクリアしています。ブックレットに載っている妹さん?と頬を寄せた微笑ましい写真からもLimくんの優しさがしのばれます。そのハートのやさしさが歌に出ているのですよね・・・。お隣の国でありながら、私はなかなか韓国の音楽を聴く機会が無かったのですが、曇りのないきれいなボーイ・ソプラノ・シンガーの声で、きれいなメロディを聴くことが出来ました。穏やかで明るく羽のように軽くやさしく、聴いていてホッとする曲を集めたCDだと思います。TVドラマのエンディングにも似合いそうです。

ボーイ・シンガー Tom Klijbroek ~ ソフトで明るい声の優しげなアイドル2016年09月20日 08時14分34秒



SONY MUSICからのリリースです。ということは一定レベルをクリアしたCDだということですね。POPアイドル路線でしょうか。軽快なリズムです。ラテンぽい曲もあります。アラカルトって感じ? ベンも収録されていました。声も言語も違いますが、歌い方がマイケル的。言葉が分からないので何とも言えないですが、雰囲気的には恋する少年のコンセプトかも、です。ベンだけが明らかに別イメージ。やわらかく優しい歌声で、明るく歌っています。かと思えば、ときに声の濁りも使ったりしてこの若さで未来の「老獪」さも演じているようでナカナカです。プロですね。3番目と11番目が好きかな。歌を聴くたびに思うことがあるんですよね。世界中の言語を理解していたらもっと楽しめるのにな~って。その点、旋律はストレートに伝わってくるから良いですね。

ボーイ・シンガー Jamie Shaw ~ 歌の魅力をお試しで味わいたい方に2016年09月18日 09時03分15秒




シングル盤。とりあえず聴いてみたい方に。彼の声の魅力を十分に味わうことができます。選曲は女性向き?かも、です。本人はさりげなく歌っていますが、心もち低くなりかけた聴きやすい声が、激しく高音へ駆け上がっていくところが、迫力です。カバー写真は、全曲盤よりもこちらの方が、声のイメージに近いと思いました。とりあえずは、聴きましょう。

ボーイ・シンガー Jamie Shaw ~ 清々しい声だからこそ、大人の女声以上に伝わる歌2016年09月17日 10時31分30秒



 歌唱力があって、力強く伸びる声がとてもキレイです。TVドラマの主題歌とかで使って欲しい声でもあります。ただホントにイギリス少年? なんとなく発音がちょっと違うような・・・。POPS的な旋律の曲はGOODなのですが、ただし、クラシック的なイメージがある曲はテイストが違うような気がします。どうして入れたのかな? 曲から人間関係の難しさや切なさみたいなものも伝わってきて、でも肯定的にとらえていて、というのが伝わってきて、この子の歌はスゴイと思いました。人生経験値には、大人の女声が歌って相応しい曲を、歌っているようにも思います。そして、ボーイ・ソプラノだからこそ、伝わるものは多いけれど声が清々しいので、くどく感じないんでしょうね。ときに、アルトっぽい声のときには声が広大に広がっていくようで、それも魅力。伸びる声に変声前のマイケル・ジャクソンを連想してしまうのは私だけでしょうか。