ウィーン少年合唱団 ~ 3人のソリスト盤 薄い青 ― 2008年11月24日 14時57分19秒
Die Wiener Sangerknaben (PHILIPS N 00726 R)
Leitung und Kkavier:ROBERT KUEHBACHER
青から青さを抜いたような色のカバーの盤。
WSKはこの盤の色バージョンを何種作ったのだ?と愚痴ったら「日焼けして色抜けしただけなんじゃない?」と某がのたもうた。日焼け盤を買っちゃったわけ~?と、ショックの私はカバーの色を観察する。そしたら盤そのもののレーベル?の色も微妙に青盤よりも色が薄い。
わざわざ盤まで日に当てたりはきっとしないと思うからこれは別色バージョンですよね?
6.D.Buxtehude:Zion hort die Wachter singenでのピアノの音の割れ方なんか本当に体育館録音みたいなんだけれど、これが妙に懐かしい感じを呼び覚ます。
もしかしたら、昔は、近くには立派なコンサートホールなんか無かったから、体育館とか講堂とかでのコンサートを聴いていて響き方が記憶の底に残っているのかも。
素人のコンサート録音を再生して聴いている雰囲気。
そしてその録音で再現されるソロや合唱がいわゆる冠付き正真正銘「天使の歌声~ウィーン少年合唱団」の音で、意外とやさしい木管系。
ppでもハーモニーが崩れないのが立派。木管系故に洗練され切っているようには聴こえては来ないけれど、聴いていて疲れない音だし飽きも来ないから、永遠に繰り返して聞き込める音だと思う。
宗教曲にのみこだわりのあるお方にもこの安らぎはお薦めの1枚です。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。