幻のように淡い色彩の世界~BOY / クリッパー2014年03月27日 21時27分08秒


CLIPPER BOY/CLIPPER FIRST+2

 ルネに続いてのオーダーメイド・ファクトリーでの入手です。
 その昔、CLIPPER の BOY を初めて聴いたときの衝撃を忘れることができません。とにかくこの「音」をそばに置いておきたくて、1978年12月5日発売のEP 「BOY/プリズムの午後」を普段聴き用と保存用として2枚購入しました。その後数十年後にLPが存在することを知り、入手。とにかく大好きな「声」と「曲」でした。
 保存用、まで考えたEPが、30年以上の時を経て、きれいな音源のCDでよみがえったことは大きな喜びであり感激です。
 レコードの方がイメージとして、音の彫と言うか陰影がより深いような気もするのですが、とにかく褪せることのない音で再び聴くことができるのは本当にうれしいです。
 私の個人的な好みでは、 「BOY」と「プリズムの午後」が突出して大好きですが、当時、繰り返して曲の世界に浸っていたからかもしれません。
 今聴くと、声そのもののテイストに子どもっぽさを感じるのですが、ハスキーで風のような音は洗練されていますし、ハーモニーが大人的、です。
 季節限定のどこか切ないCLIPPERのハーモニーに似合うメロディと歌詞。そこに歌われているBOYの存在の魅力。(個人的に当時は竹宮恵子氏が描く少年をイメージしていました)
 もしかしたら聴いたことがない方もいらっしゃるとは思いますが、幻のように淡いBOYの世界にぜひ触れてみて欲しいと思います。

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