発作的にDrop, drop, slow tears を聴きたくなって、数週間前に入手したCDです。伴奏がリュートでボーイソプラノの物悲しいメロディが聴こえると、自動的に数十年前に見たBBC(だったかな?)のドラマの世界へトリップするので、NHKで長いこと放送され続けたシェークスピア劇場は大きな印象を私に残したと思われます。ソリストくんの歌い方も当時を想起させてくれます。訓練されたさり気ない小技の連続で、出来る!って感じですかね。明け方にかけて聴きましたが、彼の抑えた声と時間の流れが何とも言えないほど相まって、今ここに生きていることを意識させてくれました。
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