ボーイ・ソプラノ Dennis Derksen ~ 日常の中で生きることを楽しむ歌声 ― 2015年10月25日 13時33分51秒
GOD IS LIEFDE (STH-CD 19364)
Dennis DerksenのCDをずっと探していたのですが、ソロCDの入手は難しいと思えたので、とりあえず聴いてみたくて購入したCDです。またもや、語学に堪能なChoir友だちさん経由となりました。有難いことです。
このときの合唱団がとても良いのです。ものすごーく自由な空気感に包まれていて、私が女声に感じてしまう息苦しさや音の濁りがないのです。音のずっと奥に男声のソロも聴こえるような・・・。それと合唱の音質が若々しいです。
ピアノもオルガンもフルートやピッコロも同じです。聴いていて解放されます。自然体で音楽を楽しんでいる音が、聴いている私を楽しませリラックスさせてくれます。なんて良い人たちなんだ。なんて、ね。
Dennisはこの時、アルト。Gerbenという子がソプラノです。
13番目の曲は、もしかして、エルビス・プレスリーの「愛さずにはいられない」でしょうか? 朗々としたデニスの(たぶん)ボーイ・アルトで歌われています。魅力だなあ。ああ、やはり、ソロCDが欲しかった。
14番目はソプラノ&アルトのデュエットか。
私が知っている曲、聴いたことがある曲ばかりが収録されているわけではありませんが、メロディアスな、歌いこみが効く作品が選曲されているようです。
それにしても、この合唱は写真で見るように本当に女声なのでしょうか。女声に対するイメージが良い意味で覆されました。爽やかです。必ずしも割合的にアルト君の出番が多かったわけではありませんでしたが、1枚のCDとしてバランスよく曲が収録されていると思いました。
それにしても変声前の男の子の声は本当にピアノの音に合いますね。なんて心優しい声なんでしょう。そして男声も加わるとこれが更に良いのです。
最後の方にボーイ・ソリストたちのソロが続くので、ファンとしてはとりあえず満足ですが、ソロCDが欲しい・・・。あ、でも合唱も聴くことが良かったし・・・。
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