ボーイ・ソプラノ Simon Woolf サイモン・ウルフ ~ 竹宮恵子「鏡の国の少年たち」 from70p・71p 聴きたいとあこがれ続けた声 ― 2009年11月07日 10時27分22秒
HENRY PURCELL : ODE ON ST. CECILIA'S DAY(1692) (ARCHIV PRODUKTION STEREO 2533 042)
1969年1年録音。
こびとかば様へ
(このブログのメモは、だいたい10年くらい前からノートしていたものも多くて、ときに、同じ内容を更新していることもあるかもしれません。)
1981年に竹宮恵子氏の「鏡の国の少年たち」を読んで、歌に表現力があるという3人の少年の名前を覚えました。
ロベルティーノ、ハインチェ、サイモン・ウルフ。
その時、既に10年以上も前の録音! とにかく聴いてみたくて、当時、必死で探して、やっと手にしたのがこのレコードでした。
共演にはエスウッド等の名が並んでいます。
少年の声は、雰囲気的には、カンタータ大全集。テクニックは大人以上。企画が変声前に、間に合えば、彼はバッハを歌っていたはずだ。と思う。
と感じましたね。
3."Hark, each Tree"でSimon WoolfはBassの後を追ってくるのですが、腹筋を駆使しての、微妙で素早い音の動きの表現がさりげないが、ものすごいのです。
ここでのデュエットで、セバスティアン・ヘニッヒを連想しました。が、ヘニッヒよりも、やわらかく軽い。と思うと、6."Thou tun'st this world" では、緊迫した声を聴かせています。
サイモン・ウルフが歌っている4分52秒と3分37秒の2曲が、短く感じて仕方がありませんでした。
Tiffin Choirも知りませんが、トレブルたちが少年ぽく、どちらかといえば、生きの良いドイツ系の少年CHORのように自然な声でした。
***
思い続けていれば叶う という奇跡を、この少年合唱の道楽では、10年に一度くらいは味わっています。
コメント
_ こびとかば ― 2009年11月09日 20時00分32秒
_ Nyanda ― 2009年11月11日 21時57分05秒
そうです。この盤はCD化されていているようです。だいぶ前にyahooに出ているのを見ました。
思い続ければ叶うのは、叶うことを思い続けただけかもしれません。
今にして思えば、みんな手に入るものばかりですから。
思い続ければ叶うのは、叶うことを思い続けただけかもしれません。
今にして思えば、みんな手に入るものばかりですから。
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
確認しようとCDを探したんですが、出てきませんでした。
今度探しにいってきます。。
たぶんCDは抜粋かな?あまり彼の出番なかったようだったので。
私の知ってるサイモン少年の声はこのCDだけなのです。
そっかー
時代が合ってれば、彼のバッハが聴けてたかもだったのですね・・
かなり前に聴いたきりのあいまいな記憶ですが、
テルツのヴィードルくんにも少しタイプ似てませんか?
明るい声と達者な歌い方で。
彼をもっと平らでなめらかにしたような。
ヴィードルのバッハはすごく曲をよく消化できてて表情豊かですが、
サイモン少年のバッハを妄想するとそんな感じになりました。
こちらに掲載のほか2枚、よさげですね~
「鏡の国・・」で私も憧れましたが、
気持ちの強さの差なんでしょうねたぶん。。
思い続ければ叶う・・・
世間一般にはあまりありそうにない、すっごい素敵なことですね。
でもやはり努力が伴ってこその結果ですよね。
私は好きな世界でさえものぐさで中途半端な態度だったんだなあと、
このごろ理解できました。。