SOLVGUFFENE ノルウェーの少年合唱団 ~ クリスマスに聴きたい伸びやかな合唱2009年12月26日 21時23分25秒



Solvguffene julenatt (AURORA AR 1923)
まずはこのカバーに一目ぼれ。
大銀河に浮かんだの如くの彼ら・・・普通に考えれば、雪が降っているのかな・・・。


ここ数日、あせって仕事をしているうちに、クリスマスが終わっていました。・・・どうせ、私、宗教違うし・・・と自分を慰める・・・。

ものすごくステキなやさしい木管系のソリスト君たちの歌声から始まるアルバム。
少年声も男声も、涼しく しなやか、かつ伸びやか・・・そして、限りなくやさしく心温かい。
合唱には適度な音量があり、それが、ドームで響いているかの如くの残響も麗しい。
この少年合唱団は、CHOIRともだちによると、どうもラジオ局の合唱団らしいが、北欧の少年合唱団に感じてしまう「ふわ~っと心が軽くなるような、ものすごく大きな開放感」がある。土台に徹している変声後のパートが本当に素晴らしい・・・。全体の合唱が、やわらかくてきれいなのはレーゲンス的だが、それよりは音が弾んで、どこか初々しくて、それから、ほのかに色っぽいような気がする。
このLP,合唱団を初めて聴いたような気がしていた。が、ノートを見ると、1997年頃に発売されたCDを、2002年に聴いている私。
しかも、ソリストのHarald Fredrik Ulltveit Moeくんの名前までノートにあったりして・・・なさけない。彼って、1987年頃のソリストくんだったのね。
CDにはなかった Marius Engstromくん(たぶん)のボーイ・ソロがちょうど聴き頃でとても好き。ですが、「天使のパン」と「ラウダーテ・ドミヌム」のエース・ナンバーのソロを勝ち取っているのはLaus Moenくん。ちょっと往年から微妙に音が落ち着いてきたって感じの頃でしょうか。(ラウダーテを聴くと反射的に耳に1983年のWSKのルネくんの演奏がよみがえる私って・・・)
カバーの裏面にあった3人の少年の写真。これって、ソリスト君たち? ウェッバーのピエ・イエズでもう一人Are Sigvardsonくん、というソリスト君の名前もあるのですが。
合唱団によっては、CDで聴くよりも、絶対にレコードで聴くほうが良い団体もありますが、ここはCDでも大丈夫の合唱団です。
是非にこの合唱団の演奏で、心の開放感を味わってみてください。

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