ボーイ・ソプラノ(アルト) Francisco Javier Rodríguez Braojos ~ 聖歌隊の典型的正統派ソリスト ― 2014年10月29日 19時48分20秒

(Dies 2007)
sounds'LibraryのEmuさんの原稿を読んで聴いてみたいと思っていたCDです。ご覧のとおりクラシック系ではないCDが続いていたので、貴重な入手となりました。
エル・エスコリアルは、緊張しきって聴くことを強いられない聖歌隊で、そのおおらかさがこのCDの演奏にも現れていて、ゆったりとアルト・ソリストくんの落ち着いた歌声を楽しむことができます。選曲はヴィヴァルディとバッハですが、聴いていてちょっと幸せな気分。ライヴなのか最後には拍手も入ります。なんとはなく親近感のわく歌い方ですが、60分超を歌い切り、そういえば、と、実力もさりげなく感じさせてくれます。
しかも、このCDを初めて聴いた日が、ソリストくん21歳のお誕生日という偶然でした。(思わず、幸せな日であることを祈りました。)山あり谷ありの選曲ではないのですが、それだけに安心して繰り返しては聴いてしまいます。ボーイ・ソプラノは大好きですが、こちらのソリストくんのようなアルトも味わい深くて良いなあと思います。
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