ボーイ・ソプラノ KEVIN MUIRHEAD ~ 晴れやかさと教区の誇りと ― 2024年05月27日 18時26分27秒

(PRIORY PR166) 1985年リリース
THE CHOIR OF CROMER PARISH CHURCH
KEVIN MUIRHEAD(TREBLE SOLOIST)
録音 Cromer Parish Church / 1985年
Side 1
1.With a voice of singing
2.The Three Kings KEVIN MUIRHEAD(TREBLE)
3.Ave Verum
4.God so loved the world
5.Jesu, joy of man's desiring
6.In the bleak midwinter KEVIN MUIRHEAD(TREBLE )Tenor Soloist : Christopher Leigh
7.O rest in the LordKEVIN MUIRHEAD(TREBLE)
Side 2
1.Te Deum in B flat
2.Panis ngelicusKEVIN MUIRHEAD(TREBLE)
3.How beatiful are the feetKEVIN MUIRHEAD(TREBLE )
4.Thou wilt keep him
5.Thou vsitest the earth
6.Love most gentle
7.Seek ye the LordKEVIN MUIRHEAD(TREBLE)
クローマー教区教会の聖歌隊。ロンドンから見て、北東の海辺の街? Norwich Cathedralの真北に20~30kmの海沿いの町?地域が護ってきた地域の誇りの教会の聖歌隊という雰囲気がカバー写真のメンバーの表情の晴れがましさから伝わってくる。
女声はアルト担当のようだ。録音参加メンバーの名前順は、ファミリーネームのアルファベット順なので家族関係も想像出来たりする。
なんとも自然な発声で、素直なサウンドが心地よい。ホームでの録音なので、サービスではこういう音が響くのだろうと想像できる。
KEVIN MUIRHEAD(TREBLE SOLOIST)くんも、ガッチガチに訓練された感はなく、天然系のソリストで、作為なしの演奏が心地よい。選曲も構成も聖歌隊のLPにありがちなテイストで、合唱の合間にソロ曲が配置されているのも王道でリラックスして聴くことが出来る。
ワールドワイドを目指す合唱団とは違うと思うが、それでも、1枚のLPの中で複数曲を歌いあげたKEVIN MUIRHEAD(TREBLE SOLOIST)の天賦(ご本人に自覚があるかどうかは判らないが)の才能は素晴らしいと思う。
私は、素人なので、演奏を演奏そのものではなくて、音の奥の歌い手の心根でかぎ分けるが、そういう意味において、「4.God so loved the world」に感じ入った。曲そのものと声が共振したのだろうと思う。女声は演奏に溶け込んでいた。
洗練されきっている訳ではなさげだが、各声部が重なって作る音の厚みと雑味が気持ちよすぎる。ハートがクリアなのだ。
KEVIN MUIRHEAD(TREBLE)くん、しかり。ソリストとして1人でステージに乗ったりCDをリリースしたりするトレブルくんとは違う良さが、聖歌隊に留まるトレブルくんには絶対にあると思う。レコードの最後をトレブルくんで閉じたのも、トレブルくんへの敬意を表しているようで温かい気持ちになりました。(by Hetsuji 2024.05.27 Mon up)
KEVIN MUIRHEAD(TREBLE SOLOIST)
録音 Cromer Parish Church / 1985年
Side 1
1.With a voice of singing
2.The Three Kings KEVIN MUIRHEAD(TREBLE)
3.Ave Verum
4.God so loved the world
5.Jesu, joy of man's desiring
6.In the bleak midwinter KEVIN MUIRHEAD(TREBLE )Tenor Soloist : Christopher Leigh
7.O rest in the LordKEVIN MUIRHEAD(TREBLE)
Side 2
1.Te Deum in B flat
2.Panis ngelicusKEVIN MUIRHEAD(TREBLE)
3.How beatiful are the feetKEVIN MUIRHEAD(TREBLE )
4.Thou wilt keep him
5.Thou vsitest the earth
6.Love most gentle
7.Seek ye the LordKEVIN MUIRHEAD(TREBLE)
クローマー教区教会の聖歌隊。ロンドンから見て、北東の海辺の街? Norwich Cathedralの真北に20~30kmの海沿いの町?地域が護ってきた地域の誇りの教会の聖歌隊という雰囲気がカバー写真のメンバーの表情の晴れがましさから伝わってくる。
女声はアルト担当のようだ。録音参加メンバーの名前順は、ファミリーネームのアルファベット順なので家族関係も想像出来たりする。
なんとも自然な発声で、素直なサウンドが心地よい。ホームでの録音なので、サービスではこういう音が響くのだろうと想像できる。
KEVIN MUIRHEAD(TREBLE SOLOIST)くんも、ガッチガチに訓練された感はなく、天然系のソリストで、作為なしの演奏が心地よい。選曲も構成も聖歌隊のLPにありがちなテイストで、合唱の合間にソロ曲が配置されているのも王道でリラックスして聴くことが出来る。
ワールドワイドを目指す合唱団とは違うと思うが、それでも、1枚のLPの中で複数曲を歌いあげたKEVIN MUIRHEAD(TREBLE SOLOIST)の天賦(ご本人に自覚があるかどうかは判らないが)の才能は素晴らしいと思う。
私は、素人なので、演奏を演奏そのものではなくて、音の奥の歌い手の心根でかぎ分けるが、そういう意味において、「4.God so loved the world」に感じ入った。曲そのものと声が共振したのだろうと思う。女声は演奏に溶け込んでいた。
洗練されきっている訳ではなさげだが、各声部が重なって作る音の厚みと雑味が気持ちよすぎる。ハートがクリアなのだ。
KEVIN MUIRHEAD(TREBLE)くん、しかり。ソリストとして1人でステージに乗ったりCDをリリースしたりするトレブルくんとは違う良さが、聖歌隊に留まるトレブルくんには絶対にあると思う。レコードの最後をトレブルくんで閉じたのも、トレブルくんへの敬意を表しているようで温かい気持ちになりました。(by Hetsuji 2024.05.27 Mon up)
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