少年合唱 テルツ少年合唱団 ~ 両親を対象とした演奏会の記録2024年07月26日 00時35分37秒


Elternkonzert'98
(Live-Mitshnitt vom 25, Juli 1988) 

1.Mein Katzcen, mein Schatzchan Chor 4/I
2.Die Rauberbande
3.Wenn ich ein Voglen war Sebastian Deckert, 7J
4.Summ, summ, summ Sylvester Maschot, 7J
5.Kommt ein Vogell geflogen Frank Schulleri, 7J
6.Tun ma gehn, Rosserl bschlagn/Lauf, mein Pferdchen Chor 4/II
7.Die Brunnenfrau
8.Arie des "Sandmann" aus "Hansel und Gretel" von E.Humperdinck Peter Mair, 8J.
9."Wir gehen nun, wo der Tudelsack" aus der Bauernkantate BWV 212 von J.S.Bach Philipp Nowotny, 8J.
10.Lindenbaum Fabian Rohm, 8J.
11.Nun ade, du mein lieb Heimatland Chor 3/T
12.Das Wanden ist des Mullers Lust Chor 3/M
13.Wem Gott will rechte Gunst erweisen Chor 3/M+T
14."Agnus dei" aus der Rathgeber-Messe Tom Amir, 8J.
15."Freisinn", op.25 Nr.2 von Robert Schumann Thomas Hofmann, 9J.
16."Zufriedenhrit" von W.A.Mozart Jan Stockhausen, 10J.
17.Da Summa is aussi Konstantin Sackerer, 10J.Tobias Schunemenn,9J. Fabian Bumm, 9J.
18.Tanzlieder von Carl Orff Chor 2
19.Arie des "Amor" aus "Orfeo et Euridice" von Chr. W.Gluck Stefan Meier, 11J.
20.aus der Matthaus Passion von J.S.Bach: "Blute nur, du liebes Herz" Julian Ricker, 12J.
21."Ich will dir mein Herze schenken" Markus Beigl, 10J.
22."Wie starb diie Heldin so vergnugl" J.S.Bach, Kantate Nr.198 Pascal Stolper, 11J.
23."Amore" aus "Poppea" von Cl. Monteverdi aus dem 1. Akt Daniel Hinterberger, 10J.
24.aus dem 2. Akt Klaus v. Gleissenthal, 12J.
25."La Fede" von G.Rossini Kammercor
26.Arie des "Pastorino" aus "Tosca" von G.Puccini Andreas Burkhart, 13J.
27.Drei Kanben aus der Zauberflote von W.A.Mozart erster Auftritt Thomas Timmer, 11J./Maximilian Rieger, 12J./Pascal Stolper, 11J.
28.erster Auftritt Daniel Hinterberger, 10J./Johannes Hauer, 12J./Fritz Denninger, 12J.
29.zweiter Auftritt Thomas Neumeeier, 11J./ Patrick Burgstaller, 11J./ Daniel Farkasch, 11J.
30.dritter Auftritt Maximilian Hinz, 13J./Manuel Mrasek, 14J./Andreas Burkhart, 13J./Ludwig Mittehammer, 9J.
31."Waldvogel" aus "Siegfried" Stefan Pangratz, 13J.
32.2 Kanons von W.A.Mozart "Difficile lectu mihi mars" KV 559 "O du eselhafter Marfin" KV 560 Chor 1

 両親(家族)を対象としたコンサートの録音のようです。7~8歳児。とりあえずは合唱になっているし、とりあえずはソロも歌えている。とにかく可愛い。親だったら、可愛すぎる。息子の晴れ舞台だから拍手も熱い。親だったら誇らしくて泣けそう。ひたすら可愛い。7歳児は素材の良さが際立っているけれど8歳児ともなるとソリストの形が出来ている。
 そしてChor 4からChor 3に変わった瞬間に、合唱が変わっている。普通に少年合唱になっていることに驚く。Choirごとの演奏披露で、成長過程を見ることになる。14番の子が8歳なんてあり得ん。と思う。大人びている。Chor 3は8~10歳。テルツのカタチが出来ている。Chor 2ともなると、そこに勢いがつく。拍手も親としてではなくて聴衆としてのものに変わって行く。ソリストも外部を見据えた曲に挑戦している。こんなふうにテルツの団員は成長していくのですよ、と。
 このCDを聴きながら、演奏会でのソリストの活躍を追ってみるのも一興だと思う。
 25番目以降はKammercorの演奏。Chor 3以降、上手だと思って聴いてきたのだが、さすがにKammercorの演奏は格が違う。風情というか表現力なのだろうが、勢いに表情がある。
 ソリストも段違い。大人のプロに引けを取らないソリストたちが堂々と現れる。これは大劇場に出演しているソリストの風格。国境を越えて各地の高名な劇場に派遣されるソリストたちの演奏を聴衆として堪能すると同時に、親心としては、さぞや誇らしいことだろうと思う。そんな拍手で締められたコンサート録音でした。現地で生で聴きたい。どこでもドアがあったら。(by Hetsuji 2024.07.26 Fri. up) 

ボーイ・ソプラノ Ludwig Mittelhammer(テルツBC)~声の輝き2019年02月23日 12時10分57秒



 今はバリトンとしてクラシックやオペラで活躍するLudwig Mittelhammerがテルツ少年合唱団時代に録音していたソプラノです。テルツと言えばお定まりの強靭な喉、輝くソプラノがお約束。「地に平和を:平和音楽」と訳すのでしょうか。とにかくとにかくものすごく出ているくもりのないクリアで強いソプラノが印象的です。Thomas Neumeierくんも良いですね。
 このテのカバーは見逃しがち。私はsounds'LibraryのWingさんの紹介文を読んで興味を持ち購入に至りました。聴く価値のある演奏だと思います。

テルツ少年合唱団~1986 学習院初等科音楽鑑賞会2018年07月31日 14時46分00秒


 第2次世界大戦後、日本が落ち着き始め、経済が上向きになり、子どもの情操教育とかあったのかもしれませんが、1950年代にウィーン少年合唱団が初来日し3年ごとに日本全国をコンサート行脚したりして、少年(少女)合唱団の来日は1960年代から1990年代頃までたぶん80年代だと思いますが「東京にいれば世界中の少年(少女)合唱団を聴くことが出来る」と言わしめるほどに隆盛を極めました。
 その中で特にも1960・70年代には、来日記念アルバムなるものが作られ少年(少女)合唱団のライヴがリリースされました。TV放送もふんだんにありましたし、ファンにとっては至福の時代だったと思います。
 次第にライヴ盤のリリースはなくなりましたが、その後を引き継ぐように存在して居るのが『学習院初等科音楽会 ひびけ歌声』です。学習院創立百周年記念会館正堂での録音状態は、ベストとは言えるかどうかはわかりませんが、なかなかに貴重な音源です。
 1986年のテルツの来日メンバーは、私がハハーッと無条件にひれ伏すH・ヴィテックをはじめ、その他 様々な録音で名前を目にするソリスト君たちでした。この来日メンバーでの録音は、レコードでもCDでも複数枚残っている事実から団としても、テルツの歴史の中でも、特にも記録しておきたい時代の中の1時期ではあったと思います。
 演奏にはご愛嬌の部分もあります。音楽ホールっぽくない録音のために、例えるならファンが隠れてイケナイ録音をしたのが相当にきれいに録れていたレベルの採録ではあるのですが、ストレートにバーンと飛び出てくる音が魅力です。それにまた、収録曲も豪華です。(収録曲については、後日sounds'Libraryの方に掲載するのでそちらでご確認をお願いします。)ソリスト名が記載されていないのが残念ですが、耳で聴き分けることが出来なくても、当時、公に発売された録音で確かめることが可能でしょう。もちろん、この来日メンバーでのレコード&CDは発売されていますから、そちらで間に合うといえば、間に合うかもしれませんが、コンディションは日によって違いますし、ファンの楽しみはその違いを聴くことにもあると思います。鋼鉄の合唱は力強くてストレート。上手なんだけれど、耳がちょっと緊張するかナ・・・。
 学習院初等科合唱部の合唱は、ひばりや森の木のごとく、丸い小さな鈴のそれぞれにキラキラと金色の粉をまぶしたような涼しく爽やかな愛らしい声なのです。癒されます。

たらさわみち氏のバイエルンの天使「ぼくらの変わる日」クラウスくんの声~テルツ少年合唱団2016年05月17日 16時44分24秒




(SRL4-10084)

 健康状態も悪く、かなり落ち込んでいるときに、いろいろ聴いてはいたのですが、元気をもらったのはWingさんからいただいたテルツの民謡でした。テルツって、聴くと元気になる、というのは本当でしたね~。
 これは、そのテルツのCD化されたスタバト・マーテルです。ことテルツに関しては、sounds'Library(左上にサイトのリンクがあります)に掲載されているWingさんの紹介文を読んでから、CDやDVDの購入を決めています。このスタバトCDも、その中の1枚です。
 私の感覚からいうと、最初は気持ちテンポが遅めなのですが、聴いているうちに、ソリストくんたちの声が素晴らしく、しかもとてつもなくノッて歌っているのがビシバシと伝わってきて、ただただ感動・・・。それに、この声は、シュミットガーデン先生が愛されたテルツならではの発声なのですよね~。テルツを感じさせてくれるテルツの声なんです。
 このCDでソリストの最初に出てくるクラウスくんは、たらさわ先生のバイエルンの天使の「ぼくらの変わる日」という作品に、変声のエピソードで登場します。
 Wingさんのように読み込んではいないですが、バイエルンの天使にはレコーディング等の内容もあり、たらさわ先生の創作とはいえ、コレクションしたレコードを作品と照合?しながら聴く楽しみもあります。テルツの音源に関しては、バイエルンの天使を手元に置いて聴いて行こうと思っています。
こちらは元のLPです。苦労して入手したので大切にしています。CDの方が手軽で今はレコードよりもCDを聴くことが多いですが、レコードの良さは捨てがたいです。

少年合唱 テルツ少年合唱団 ~ 2£ from each sale go to SOS-Kinderdorf e. V. がすべて2015年11月22日 13時32分20秒



 CDカバーに?と思ったものの、Soloists of the TÖLZER KNABENCHOR とあったので期待して購入し、聴いてみました。メインがバイオリン2、ヴィオラ1、バイオリンチェロ?1のカルテットに、テルツのソリストが絡みます。加えて楽器はハープシコードとダブルバス(ベース?)も参加しています。
 派遣組のテルツのソリストくんたち、名前を見つけることが出来ませんでした。どこかに記載があるのかもしれませんが。以前、テルツのソリストたちは報酬を貰って世界中で歌っているプロだと読んだことがあるような気がしたのですが、方針が変わったのかな?
 カバーですが、カルテットのメンバーの楽器とSOSの子どものイメージでしょうか? 演奏も、それがすべてって感じでした。
 テルツのソリストたちは、上手いのですが、+αが欲しかったです。テルツの昔のスターたちみたいに。ですが、派遣と言うか客演と言うか添え物扱いなら仕方ないか。聴こえてくるChoirは良いのですが。
 バランス的にテルツと共演するときカルテットが出過ぎのように感じました。ハープシコードやベースとの相性は良かったかな。
 それとあまり器楽は聴かないのでわからないんですが、バイオリンの音はこんな感じ?なのでしょうか。聴いていて、苦痛でした。ヘタとかではなくて、単に、私の耳とこちらのバイオリンとは相性が悪かったんだと思います。
 選曲や構成もどうかな~。機械的なクリスマスというか、伝統的なクリスマスの良さは薄らいでいるようでした。ChoirファンとしてはテルツのChoirが聴こえたときにホッとする感じ。でも、気持ち、音は遠かったです。
 クリスマス前にチャリティに参加した、ってところでしょうか。

sounds'Library 2月更新のお知らせ2014年02月02日 17時28分25秒

サイト sounds'Libraryを更新したのでお知らせ致します。以下の原稿が追加されました。
(LP)JAMIE WESTMAN(Canada)
(by Hetsuji) 2014/02/01 SAT UP
(CD)MORAY WEST(UK)
(by Hetsuji) 2014/02/01 SAT UP
(LP)KING'S COLLEGE CHOIR 1970(UK)
(by Hetsuji) 2014/02/01 SAT UP
(CD)TOLZER KNABENCHOR (独) 2011/2010
(by Wing) 2014/02/01 SAT UP
(LP)  René Simard (Canada)
(by Hetsuji) 2014/02/01 SAT UP
(CD)Truro Cathedral Choir(UK)
(by Nao) 2014/02/01 SAT UP
(CD)TheTemple Church Choir(UK)
(by Nao) 2014/02/01 SAT UP


編集前記はこちらになります。
http://www.ne.jp/asahi/zero/wind/schedule.html


少年合唱 & ボーイソプラノ sounds’Library 6月の更新のお知らせ2013年05月30日 04時26分41秒

少年合唱とボーイソプラノの資料サイトのsounds’Libraryが6月の更新を行いましたのでお知らせします。
新規に掲載したのは次の作品です。
(DVD)Winchester Cathedral Choir(イギリス)1980
(by Emu)2013/06/01 sat up
(LP)KING'S COLLEGE CHOIR(英) 1962
(by Hetsuji)2013/06/01 sat up
(LP)KING'S COLLEGE CHOIR(英) 1962
(by Hetsuji)2013/06/01 sat up
(CD)King's College, Cambridge(英)2011
(by Emu)2013/06/01 sat up

 (LP)DAVID PICKERING(英)
(by Hetsuji)2013/06/01 sat up
(Cassette) BENEDICT SIMPSON (英)
(by Hetsuji)2013/06/01 sat up
(CD)Truro Cathedral Choir(イギリス)
(by Nao)2013/06/01 sat up
(CD)テルツ少年合唱団 (独)1998
(by Wing)2013/06/01 sat up
(CD)テルツ少年合唱団 (独)1986
(by Wing)2013/06/01 sat up
(CD)テルツ少年合唱団 (独)1986
(by Wing)2013/06/01 sat up
以上です。