Wudamu ~ 情緒的で魅力的な声2013年03月16日 20時05分20秒





こういう歌のジャンルを何と言うのでしょう? 伝統? 民族的? POPS? 変声前なのは明らかですが、飼いならされた声とは程遠く野太く、たくましさと同時に哀愁も感じたりします。ザラザラしたテイストの声がぶっきらぼうに歌っているように聴こえますが、この声、かなり魅力的です。風でも水でもなく、「土」のイメージ。命を内包した大地、ですかね? 新作なのでしょうか、この曲たち。
タイトルにもなっている1曲目が一番好きです。歌の意味が理解出来たら良いのになぁ。この地上にはいろいろな未知の声が存在しているのだと再確認する瞬間です。

LIU SHEN ~ 正統派ボーイ・ソプラノで聴くオペラのアリア2013年03月16日 18時30分48秒





 ストレートなボーイ・ソプラノで、情感たっぷりにオペラのアリアがピアノ伴奏で歌われています。同じアジアでも大陸の方々は、日本人以上に感情表現が豊かだと思うのですが、LIU君もそんな感じです。大人のソリストだったら珍しくないこの選曲も、BS故に貴重ですね。9曲目には男声ソリストとの共演もあり、作品としてのバランスも考えられています。
 なかなかアジア系ソプラノ少年のCDには出会うことがないので、聴くことが出来て良かったです。