水上澄子氏「リンデングリーンの小鳥たち」より~「楽に寄す」2008年04月12日 10時06分12秒

Andrew Wicks In Choir and Concert at Chichester Cathedral (Abbey LPB 775) 1976年
Andrew Wicks In Choir and Concert at Chichester Cathedral
(Abbey LPB 775) 1976年

にも「An Die Musik (Schubert)」が収録されています。

クリスチャンの声とはやはり違いますが・・・。
(すでに私のイメージの中でクリスチャンは実在の団員くん&ソリストくん)

クリスチャンくんの声が光か風なら
Andrewくんの声は液体。水分がタップリです。
私が探しているクリスチャンくんのイメージの声とは違います。
それがこの盤を思い出せなかった理由かもしれません。

というよりも
水上澄子氏の「リンデングリーンの小鳥たち」に
出会うまでは「楽に寄す」という曲に
それほど興味がなかったのが原因かな。

ですが
正統派トレブル Andrewくんの演奏は
情感も聴き応えも十分で、
この盤に収録されている 演奏後の拍手がそれを証明しています。

メンデルスゾーンやモーツァルトもすばらしい。
メンデルスゾーンはイギリスの聖歌隊員くんの演奏が一番!
と思っているのは私だけでしょうか。

ドラケンスバーグ少年合唱団 70年代の変貌2008年04月12日 10時40分47秒

Drakies 70年代に入ってのレコード
Get Me To The Fun On Time-Drakensberg Boys Choir (Brigadiers BCP 1231)

70年代に入ると、ドラケンスバーグ少年合唱団は、1音楽学校の合唱団から、クォリティの高い演奏をするプロ的な団体へ変貌します。

この盤の演奏も生き生きしています。
当時公開されていた映画の主題歌等を歌ったらしい盤ですが
質の高い演奏で、そのまま映画のバックに流しても問題ないくらいに上手い。

いきなりのこの変貌。・・・Drakiesに何が起こったか・・・。

Liefste Moeder, Ons bring Rosies-Die Drakensberg Seunskoor(BrigadiersBRS 292)Edward Aichison
1971

これは昔の日本のCHOIRにも通じるさわやかさがあるなあと思いました。え~と、ビクター少年合唱隊の一連のシリーズのような雰囲気がありますが、もっと声が大人びて少年しているかな。

ソロはもうもう愛し過ぎます。

詳しい方の説明によると、選曲の多くは南アフリカのアフリカーンスの曲らしいですが、私には初めて聴く曲ばかり。
でも旋律も麗しく、日本、ドイツ語系やイギリス語系の合唱団を聞いてきた耳にはしっくりとなじみます。
意味不明のセリフも物語性に溢れていて魅力的。
プロの演奏です。伴奏もプロの演奏ですが。
ご当地で大切にされている存在のCHOIRなのかもしれません。

Gehrard Le Roux sings with Derek Pullen (URE 7105)指揮:Edward Aitchison

変声前に録音された二人のソリストの演奏は、ザリザリ・ブツブツのEPで聴きました。Drakiesの録音には魅力的なソリストがさりげなく出現するので、こんなふうに形にしてくれるのはありがたい。
「残しておきたい」気持ちが伝わる演奏でした。
Drakiesって、元気・元気だけじゃないんですよね。
湿度もタップリで、元気盛りの男の子が歌っている事実を忘れてしまいます。

そういえば CD を聴いていない2008年04月12日 11時48分47秒

友だちが
演奏会を録音したCDを貸してくれたので
(*演奏者が録音したCDです。念のため)
聴かなくちゃと取り出したのですが
(なにせ少年ではなくて混声の合唱)

聴こうとしたら
CDデッキは不調。
2台のCDラジカセは故障中。
おまけに
MeからXPにOSを更新した過程で
PCのCDからは音が出ず。

・・・いやあ、CDを聴けない現状に気がついていなかった私は
そういえば、
レコード中心の生活で
目に付いたCDは買うだけで聴いていなかった。

・・・修理しないといけないなあ。
(30年以上も前のデッキとラジカセ)