ボーイ・ソプラノ DAVID PARTRIDGE-SOLO TREBLE ~ ホッと一息 イギリスの教会系トレブル ― 2009年11月14日 21時58分56秒

DAVID PARTRIDGE-SOLO TREBLE (OECUMUSE OEC 102)
P.1976
DAVIDくんの最初の一声で、お~これこれ、これが聴きたかった馴染みの音! と思いました。
ABBEY系テイストで、作品としてはそれよりも上かも。ああ、この雰囲気が良いのだわ~。英国の聖歌隊員の声。
ガラスのように脆く崩れそうで絶対に崩れない繊細な声。
声も空気をブレンドしていて、出にくそうで、でも出ている、そんな声。
エアのブレンドなんだけれど、妙にクリアだったりもするし。
定番の Hear my prayer も、浪々と歌えば良いというものじゃないし~。
切れそうな細~いソプラノの糸が紡がれていく感じがいいのだ~。当然、磐石の男声合唱をメインにソリストと同質の聖歌隊がソリストくんのバックを支えるのが条件ですけれど。
・・・この盤、支えているんですよね、しっかりと。
最後にVerse Singers; として別テイストの合唱団が登場して終わることにどんな意味があるのかわかりませんが、彼らの演奏を聴きながら、DAVIDくんの声を思い出していたら、ご本人が登場して、歌ってくれました。
こうでなくっちゃ!
Verse Singersに女声を入れたことで、ソプラノはソプラノでも、女声と少年声は全く違うことを教えてくれる盤でもあります。
やはり、ボーイ・ソプラノはいい! のです。
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