少年合唱 と ボーイ・ソプラノ の 資料サイト sounds'Library 8月更新のお知らせ2013年08月05日 19時55分15秒

 http://www.ne.jp/asahi/zero/wind/schedule.html

 お知らせが遅れましたが、sounds'Libraryの8月分の更新は終えております。

 現時点で2,465作品の、音源が資料サイトに掲載されておりますので、興味のある方は、ご訪問ください。

Hetsuji

少年合唱 と ボーイ・ソプラノ Kernser Singbuben スイス・ケルンザー少年合唱団 ~ 真夏にピッタリ! 砕いた氷の冷たい歌声2013年08月16日 13時30分31秒

スイス・ケルンザー少年合唱団
 夏になると聴きたい歌声があります。それが、このスイス・ケルンザー少年合唱団。昨夜は暑苦しくて眠れず、思わず、深夜まで聴き続けてしまいました。彼らのコレクションで一番好きなのは日本でのライブ収録(レコード)ですが、このCDもケルンザーらしさが伝わってきて、なかなかに良いです。アルバム・カバーもさわやかでステキです。ツアー用(?)のバスにも味があります。内容は歌と器楽演奏(アニメ・アルプスの少女ハイジで聴いたようなヨーデルの世界っぽい)が交互に演奏されるのですが、結構ケルンザーの歌声にインパクトがあるので、良い感じで聴くことができます。
 さてこのケルンザー少年合唱団の演奏が好きなのは、アイスピックで砕かれた氷のように冷たく鋭くざらざらした形の違う個々の声が、耳触り良く調和しているから、と自分では思っています。
 しかも6番目に、「ふるさと」(うさぎおいしあのやま~)が日本語で聴こえてきて「おっと~」と嬉しくなりました。不況になってから、そして震災での原発事故以後、日本は、少年合唱のマーケットからは取り残された感があるのですが、数十年前のかつての遺産がこんなふうに芽吹くこともあるのですね、と日本語の歌を聴いてしみじみ思いました。歌ってくれてありがとう。ソロの声も合唱も気負いなく歌ってくれているのがスゴク良かった・・・。
 クラシックだけが少年合唱の世界ではないんです。きれいな景色、きれいな空気、涼やかな風が吹き渡るような土地から届く歌声は、しばし茹で上がったハートをクールダウンさせてくれるのです。