2013-06: ボーイ・ソプラノと少年合唱の録音を収集している私のささやかな道楽

ボーイ・ソプラノ POP ルネ・シマール～待ちわびた復刻２枚組CD ― 2013年06月01日 12時04分53秒

ルネ・シマール　ゴールデン☆ベスト　リミテッド(DYCL 362～3)

やった！やった！　やっと、手に入れました。今、届きたてのホヤホヤです。
しつこく２度目の復刻を信じて待って良かったです。テルツの復刻盤は音がイマイチだと聴いていたので、どうかなと心配したのですが、それなり音源管理は悪くなかったようで、聴き始めたら、一気にルネ・シマールの世界に浸ることができました。やはり、ルネって、私には特別な存在で時代の思い出に刻まれた歌い手だったのだと感じました。昔、来る日も来る日も聴き続けた声です。初めてお小遣いで買ったLPがパリ木７４とルネでしたから。
子どもの声ですが、どこか時として物憂く暗いフランス語（日曜日の午後）も記憶通り。小さな生命では、ルネの声に合わせて訳のわからないおフランス語を言えてしまうのですから、当時のファン（Hetsuji）ってきっとこんなふうにルネの歌の世界にのめりこんでいたのでしょう。
ルネの声にはCDという媒体もマル。大好きだったけれど、一気に駆け抜けたファンとしては75年以降の曲はあまり知らなくて、収録された曲には初めて聴く曲もあり、楽しめました。日本で発売されたCDでもあり、国内での曲が多く網羅されているのもポイントが高いと思います。構成（曲順）も良くて飽きさせないようになっています。カナダで発売されたルネの復刻CDと比較しても遜色ないというか、日本人にはルネのCDとしてこの盤が最高だと思います。

少年合唱テルツ少年合唱団～コンサートはそれぞれ会場ごとのプログラムで（河野正行） ― 2013年06月09日 17時56分04秒

海外におりますので、日本のサイトに疎くて返事か遅くなり申し訳けありません。すでに様々なブロクにてご覧になられたかもしれませんが、コンサートは決定です。鹿児島宝山ホール8/3、指宿白水館8/4、杉並公会堂8/8、横浜みなとみらいホール8/9です。プログラムは、初め子供27人でシューベルトやドイツ民謡でしたが、日本公演が具体的になると合唱団も張り切り、男性合唱も11人加え、バッハも入れようということになりました。26 Knabenstimmen, 11 Männerstimmen, 3 Männer als Betreuer…と先日コンファームがありました。テルツから送ってきたプログラムリストに基づいて、それぞれの会場ごとに違った内容に組んでみました。"テルツだからこそプログラム"を意識したつもりです。
2)鹿児島では幾つかのテレビ局取材が決定しております。3)未定。
シュミットガーデン氏の後任のルードヴィッヒ氏が参ります。
コンサート会場でテルツのCDやグッズなど販売予定です。Tシャツや写真入り五線紙などもあるかもしれませんのでお楽しみに。kono

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　河野様
　素晴らしいお知らせをどうもありがとうございます。実力のある合唱団ならではのコンサートをファンは期待していると思います。
　また、CDやグッズ販売も楽しみです。ただ、公演地や期間が限られていることもあり、全国的にはなかなかコンサートへ出かけることができないファンも多いことでしょう。そこでお願いですが、地方局だけではなくて、たとえばNHKのクラシッククラブ等にご出演がかなうと視聴可能なので、嬉しいのですが。来日記念盤もCDもしくはDVDで作成願いたいものです。プライベート盤の予約で構いませんので。
　熱い熱い夏になりそうですね。来日に感謝し、テルツ少年合唱団日本公演のご成功を心よりお祈りいたします。　Hetsuji

少年合唱テルツ少年合唱団～テルツのために関東のTV局が動いてくれたら良いのですが（河野正行） ― 2013年06月10日 20時16分54秒

只今、ヨーロッパは夜中の3時前です。いつも時差と戦いながら日本との企画なので誤字などありましたらお許しください。
実のことをもうしますと…本来なら京都などにも連れて行きたかったのですが、京都の知人たちから暑さと湿度で子供達はまいるだろうとのことで止められました。
4月には録音を兼ねてトップソリストを連れてくる企画があったのですが、あまりの条件の難しさに断念しました。
8月9日のコンサートの後、11日から韓国公演の予定だったのですが、政治的な事情でキャンセルになり日本にとどまれないかと言われたものの、すでに遅しで結局断らざるを得ませんでした。
TVに関しましては、関東のテレビ局が動いてくれるとよいのですが…今のところコネクションがありません。
今回の日本公演中のCD作製、検討してみます。著作権の問題もありますのでテルツにも相談いたします。
日本の夏はヨーロッパの、特に子供にとっては過酷なものでありますので、できる限り移動を少なくし、知人の医者に医療フォローもお願いしてあります。Kono

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もしも動いてくださるTV局がございましたら、河野氏へメールをお願い致します。こちらへご連絡をいただいた場合は河野氏へ転送致します。
いろいろな事情があっても、最悪、録音だけしておけば、いずれどうにでもできると思います。

4月のトップソリスト録音・・・形にならなかったのは、とってもとっても残念に思います。

今夏のコンサートも、演奏者さまにとりましても、ステキな思い出になりますように。

Hetsuji

少年合唱南アフリカドラケンスバーグ少年合唱団～豊穣な歌声とその精神 ― 2013年06月24日 13時05分18秒

Season's Greetings （CDDM 020　Drakensberg Boys Choir 00256)

　またもや、カバー買いであります。少年と蝋燭の炎、というのは1枚の絵としてかなりの魅力と内容への期待力があります。
　最初の曲の終わりに拍手が録音されていました。曲ごとに録音レベルが違うような気もします。聞こえにくいと思ってレベルを上げると、別な曲ではいきなり音量大になってしまったり。これらがすべてライブから選曲したものだったら、彼らの実力はたいしたものであります。1991～2007のCDからの選曲らしいです。
　ときどきソロも聞こえてきます。たとえば10曲目に限らずソリストの名前がないのが残念。短いフレーズのソロでもキラッと光っていますもの。けれど、ソロも合唱も声質はやわらかく優しい。彼らそのもの指導者そのものの性質がそのままに歌声に反映しているのでありましょう。曲によっては、くぐもってヴェールの向こうから聴こえてくる感じも奥ゆかしい。
　聴き始めは物足りないような気もしましたが、大方聴いているドイツ・オーストリアやイギリスの聖歌隊系CHOIRと比較して、よりリラックスして歌声を楽しめるような気がします。アメリカや西ヨーロッパの幸せなクリスマス映画のBGMとしても違和感のないプロの出来栄えの音楽でもあります。とはいえ、このCDでは、私は南アの曲に惹かれます。このCDの南アの曲は、旋律が心優しいのです。繰り返しますが商業的にもプロ級の歌声だと思います。まるで映画のサントラ盤を聴いているような感覚でした。