6月9日(火)のメリ <たぶん鬱です>2020年06月09日 11時53分38秒


 今朝は3時半過ぎにやってきて、ゴハンの督促がありました。捕まえて布団にいれてがっしりキープして持ちこたえましたが、結局のところ、3時52分には台所に降りて、メリのゴハンを作りました。作ると言っても、ウェットのパウチの中身をさらに6分フードプロセッサーにかけるだけですが。
 結構食べてくれたのですが、体重は、今朝も3.6kgでした。目指せ4㎏!

 その後、メリを放っておいてしまったのが失敗だったかも、です。メリは、鬱を発症し?トイレの奥に隠れてしまいました。鬱なりに、ケージの中に入って欲しいのですが。誘っても反応なし、です。メリちゃん、一人で居たいのなら、空き部屋もありますよ!


 今、のれんに凝っています。といっても、庶民値段のものですが。
暑さ対策で、家中の部屋の戸を開いているので(外窓は閉じています)、のれんだらけです。こちらはお風呂。自宅で温泉気分、です。ヒノキ風呂が良いのかもしれませんが、普通のお風呂です。


 ちなみにこの日は、熊本県の黒川温泉。乳緑色の濁り湯。きれいです。ホームセンターでいろいろセットを買い込みましたので、これからも自宅に居ながらにして、あちこちの温泉に行く予定です。
 マスクも良さげなのが出ていました。見ただけで安心しちゃって、買っては来ませんでした。
 シャープのマスクの抽選漏れが続いています。今年中に、手にすることが出来るでしょうか? 

ボーイ・ソプラノ CAI THOMAS ~ BBCラジオ2のYoung Chorister of the Year 2019のファイナリスト2020年06月09日 14時10分42秒


(RUBICON RCD 1060)

 BBCラジオ2のYoung Chorister of the Year 2019のファイナリスト、カイ君は12歳で、あのボーイ・ソプラノの故郷ウェールズ出身です。
 さてカイ君ですが、いきなり13曲を歌えてしまうのが驚きです。いつものセリフですが、イギリス畏るべし! 歌いだしの1.Only in sleep ですが、歌い方も曲作りも、一瞬リベラかと錯覚しました。違うのはバックに成年か青年も含まれている、音質だということ。落ち着いています。
 カイ君の声は、耳に心地良く、ことさら技巧を感じさせない、王道中の王道のボーイ・ソプラノです。ただ上手ってだけじゃなくて、なんというか、人間的というか、血の温かさを感じさせるというか、カイ君という「個」が芯にある、というか。キレイで、技巧があって、声が出て、ただ歌っている、というのとは違います。
 選曲が1曲4分前後で、1曲1曲をしっかり歌っているので、より個性と実力が表れているのかもしれません。曲ごとに「聴いた」という満足感も残ります。トレブルの録音は2分半とか3分位の曲集も多いですから、それからすると、カイくんは相当の実力者なのでしょう。5.Bring Him Home (from Les Miserables)は初めて聴きましたが、カイ君の声はオペラとかミュージカルにも似合います。切なさが伝わって来ました。驚きなのは、アクセル・リクヴィンが、バリトンで、6.Ave Verum をデュエットしていることです。麗しくも艶やかなお声なので素晴らしいですが、ボーイ・ソプラノの旬は一瞬であると思い知らされ諸行無常です。
 ボーイ・ソプラノというよりは大人の選曲で、難しかったと思いますが、難しさを感じさせない演奏力と、何よりも、喜怒哀楽の「哀」を表現しきったことが素晴らしいと思います。彼、今、正に生命力に溢れ、「哀」にはほど遠い、輝かしい時代の真っただ中ですから。ボーイ・ソプラノに興味のある方は持っていて間違いのない1枚です。

蛇足になりますが、William Miles-Kingston from St Peter’s School, Yorkは、もしかして、私にとっての特別なソリストくんの、お子様、お孫様、甥っ子様なのでしょうか・・・?とドキドキするお名前でした。