演奏者とファンたちが年月を重ねるということ~ウィーン・シューベルト少年合唱団2008年06月01日 19時33分23秒

田舎を散歩 (わざとらしく顔の見えない写真で)
来日の回数は多くないとは思いますが、好きな合唱団のひとつでした。

何処が好きか?
・・・雰囲気がとても良いのです。

初めて聴いたとき。
途中でソリスト3人(だったかな)だけで衣装を着けて歌う場面がありました。
私は席が前の方だったので、そのときに、見えたんです。
団員君たちが舞台袖でソリスト君たちを見守っている姿を。
そして彼らが歌い終えると舞台裏ではものっすごい笑顔で
ソリスト君たちを迎えていました。
そういうやさしさ温かさ品の良さが好きでしたね。

数年後。
交流会と、田舎の散歩(何をしたいか尋ねたら田舎を散歩したいと応えたそうです)にカメラ持参で同行したとき。

ここの何人かの子どもたちやその兄弟がモーツァルトで歌っていたことに気が付きました。
そのときの野外コンサートでも記念写真を撮っていたので
持って行ったら夢中になって見ていましたね。
あのモーツが無くなってしまったのはさびしいコトですが。

フロリアンで歌っていた団員くんもいました。
それに、ビルテナーの子も。
・・・ってみなさん、立派にカッコよく成長なさっていました。

そのときの某くん。来日は5回目だけれど
就職するからこれが最後、と言っていました。

変声後のパートのある合唱団の来日の良さは
成長した団員くんの姿に再会できること。
なんて言ったらミーハー過ぎるでしょうか。

一瞬の交流が楽しい、と知った日。
住所もメルアドもURLも必要なし。そこまではいらない。
時間さけないし。

そんなこんなでそのときに撮りためた写真。
来日したら渡そうと思っていたのに
来日もなく
かなりの年月が経過してしまいました。

ミニアルバムを渡せる日は
いつ来るかな?