子どもたちのハートを大切に~ドラケンスバーグ少年合唱団 ― 2008年08月15日 14時41分50秒

SING A SONG OF DIAS (MMTL 1437) P1988
どうも「ディアス船長の歌を歌おう」というオペレッタかミュージカルみたい。
雰囲気的には「ゴールデン・ヴァニテイ号」みたいで
それよりもメロディアスで雰囲気は明るい。
アルバムカバーは退屈だけれど
素足の団員くんたちの不鮮明なステージフォトがなんとも生き生きしている。
(私がプロデュースするならカバー写真をカラーのステージフォトにドーンと替えるんだけど)
歌声もしかり。とっても楽しそう。
この時期、ヨーロピアン・ツアーで伝統的CHOIRとしての実力を見せた後で
交代した指揮者は
どちらかというと、団員主体の
団員を活かす方向を模索していたのかも。
不完全だけれど
明るくて はつらつ。
過渡期の1枚だろうと思う。
湿った砂糖味?~ドラケンスバーグ少年合唱団 ― 2008年08月15日 15時14分56秒

21 JAAR TROTS Die DRAKENSBERG SEUNSKOOR (BCP 1865)
単語の意味はわからないけれど、21世紀を見据えた録音かな?
(21周年記念盤?の場合は1988年録音になるそうです)
ドラケンスバーグ少年合唱団の魅力は低音。
でも、宗教曲を歌うには、
この盤に限って言えば
ちょっと合唱の声質がベトベト「甘い」ような・・・。
変声前も後も。
もっと砂糖味を減らした方が・・・って何の話だっけ?
「普通の」宗教系は、・・・落ちるかも。
スピード感があり音域の広い曲はまあまあOKです。
そして相変わらずSound of Musicは美しいんですよね。
ドラケンスバーグ少年合唱団お得意のナンバー。
曲によっては技も見せる。
・・・でも。それだけで、良いのかな?
良いかもしれないし、もっと別な姿があるかもしれない。
さわやかなプロ級バックコーラス~ドラケンスバーグ少年合唱団 ― 2008年08月15日 18時33分39秒

MANUEL ESCORCIO WITH THE DRAKENSBERG BOYS CHOIR (CBK(U)7031)
テナー&ゴスペル歌手(?)のMANUEL ESCORCIO 氏のバックコーラスをドラケンスバーグ少年合唱団が勤めた1枚。
声の彩り、切れ、このコーラスがなかなか素晴らしい。プロ級なのだ。
むろん中心はMANUEL ESCORCIO 氏。ドラケンスバーグ少年合唱団はあくまでもバック。
だけど、I HAVE A DREAM がコーラスで始まったときに、このまま、行って欲しいなどと思ってしまった。清純な合唱。
I HAVE A DREAM 、SING 等々、たぶん、録音当時、流行っていた曲。
メロディラインの美しい曲が多くて
歌い込めるところも
なんだか懐かしい感じがする。
MANUEL ESCORCIO 氏の気持ちの良い明るい声、
なんだか人生を肯定するような曲構成が
ドラケンスバーグ少年合唱団の個性とマッチしたのかも。
にしても、プロとしてプロに指名されたCHOIRであったことは確か。
羽のように軽やかに、秋風のように涼しく~ドラケンスバーグ少年合唱団 ― 2008年08月15日 19時08分17秒

I SEE A LAND
JIKELE MAWENI を聴いたとき、あ~これだ。これが私のイメージのDrakiesだ、と思いました。
これこそ、Drakiesにしか、歌えない歌。アフリカンソング。
ヨーロピアン・ツアーから、ギア・チェンジしてきたことが
この盤でなんとなく形になってきた、そんな気がしました。
映画の主題歌でもPOPSでも
明るく、涼しく、清らかで、そして、羽のようにふわ~っと軽い。
だけど、ドラマチックです。
現在のDrakiesたちの「核」になっているものが
この盤には感じられます。
オペラ座の怪人だの、サウンド・オブ・サイレンスだの
選曲が俗っぽいちゃあ、俗っぽいかもしれない。
それにしては、気持ちよく清々しい声。
POPSを歌うときの声
ミュージカルを歌うときの声
アフリカンソングを歌うときの声
「核」の声が収録されている盤です。
(宗教曲だけはなかったよーな・・・)
ブラック系団員くん見っけ~ドラケンスバーグ少年合唱団 ― 2008年08月15日 19時36分24秒

DRAKENSBERG NOEL (DBL 1) P1991
これはCDでも出ているそうです。(そのCD,うちにもあるかもしれない。)
選曲はおなじみのクリスマス・キャロルですが
完成度はかなり高いです。
変声前・変声後のパートも考えられる限りに美しい。
それに心優しいハーモニーです。
変声後のパートが加わることの良さが
現れた録音と言えそうです。
私はドラケンスバーグ少年合唱団の合唱を聴いて
いままで宗教っぽくないなんて言ってきたけれど
この盤の AWAY IN A MANGER に宗教的なものを感じて
泣けそうになりました。
(宗教ってナニよ? って聴かれても答えられないけれど)
ただの(?)クリスマス・キャロルを
芸術的に歌い上げたのは立派です。
編曲も良かった。
そしてカバー裏の集合写真。
数人のブラック系団員くんを初めて確認しました。
もしかしてこれはレコード盤としては
最後の1枚なのかもしれないけれど
ドラケンスバーグ少年合唱団の新しい歴史の始まりでもあると
思ったわけです。
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