ボーイ・ソプラノ 心を開放するやさしい木管系の歌声 ~ ANDREW QUARTERMAIN2008年09月22日 10時46分09秒

RIU RIU  (VS 1161)

RIU RIU (VS 1161)
SUNG BY ANDREW QUARTERMAIN (BET CHOIRBOY OF THE YEAR) P&C 1988

 1988年のBET CHOIRBOY OF THE YEAR受賞直後に録音した盤でしょうか? このBETの受賞者は、その後、録音を残しているケースが多いので、スポンサーとしては他よりも、良いような気がします。 トロフィー(楯)も雰囲気が有って素敵ですし。

 RIU RIUはTraditionalらしいですが、調べてもどんな曲なのかわかりませんでした。
 盤の印象は、大きい賞を受賞した事実を物語るようにオーケストラもバックの合唱団もニギニギしいものです。ストーリー性の高い曲のようにも思えます。バックに大人のCHOIRを使ったリベラのソリスト風です。
 
 彼の声を聴くためにはもう少し、彼の声以外の音を押さえて欲しかったですね。 スゴイ巻き舌が聞えてはいるのですが。
 曲は大袈裟ですが、彼の歌はあくまでも聖歌隊員の演奏で、受け入れやすいです。
 当然ながら木管系の声も実に良い。
 もっとしみじみ聴きたかったです。
 CHILDREN'S VOICE (JOHN RUTTER)になると、旋律は単純POPS風になりますが、ボーイ・ソプラノに似合って、美しい。そこを絞るような木管が歌っていくのですが、伴奏がうるさすぎ。CHOIRBOY OF THE YEARって感じの優しい木管系の歌声を心ゆくまで聴きたいんだから、伴奏に弦楽器はいらないぞ。

 CHOIRBOY OF THE YEARってすごく良いな~と思います。
 ただ、声がキレイ、だけでは選ばれていないですよね。上手だけでも選ばれていない気がします。この子は、それだけの子ではありません。
 ずっとずっと聴いていたい歌声で(伴奏はパスだが)心が開放されていく感じがします。
 歌の世界に拡がりがあるんです。

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