ボーイ・ソプラノ HEINTJE ~ 無邪気で健康で伸びやかな少年時代をイメージする声2009年12月19日 18時08分38秒



HEINTJE ●GOLDEN SUCCESSEN (CNR 447.026)

竹宮恵子氏著「鏡の中の少年たち」で知ったハインチェ少年。最初に聴いたのは、ドイツから戻ったCHOIR友人からのコピーでした。

声量ある力強いソプラノで浪々と歌い上げる彼、ハインチェ少年。
ちょっとくぐもったどこか魅力的な声で、ハミングさえもキュート。

合唱団員の演奏ではなくて、プロ歌手の演奏ですね。
今まで聴くことが無かった曲が多いですが、曲想が、彼の声のように くったくがなくて 明るいです。

その中にロベルティーノでも聴いたMAMAがあり、又、後年、他のソリストも取り上げるDROOMLAND(たぶん)がある。

当時は大人気だったようですが、聴いていて「晴れ晴れしてくる」感じ、曇り空がぱーっと晴れていく感じが良いのかな、と思いました。

とにかく、声が出ています。

YOU TUBE で ドン・コサック男声合唱団と共演する彼の声と姿を楽しむことが出来ます。
その中に「夕べの鐘」(だったと思う)という曲がありますが、昔、私がコサックの合唱で聴いて一番好きだった曲、今でも好きな曲です。

聴いてみてください。

コメント

_ モリコ ― 2009年12月22日 13時47分28秒

こんにちは。はじめまして。

寒月、冴えざえとしたボーイソプラノの響きが心に染み入ります。

いつもNyandaさまのフリークぶりには圧倒! 

わたしも少年合唱やボーイソプラノが好きですが、Nyandaさまの足元深く土中にうずまるカブトムシの幼虫にもおよびません。

ハインチェ少年。ジャケット写真を見て、「あ、森進一。」とつぶやいてしまいました。(笑) Youtubeで歌いっぷりを見てさらにこの印象が強まりました。
(しかも歌が“MAMA”だし。)

“Der Kleine Trommler”では、和田アキ子のようなハスキーで力強い声に変容して聴こえます。若干お年を召された頃でしょうか。

ドン・コサックとの共演、素敵ですね。
しんみりとした歌い始めから、勢いよく張り上げる声に少々びびりますけれど。


先日、モスクワアカデミー合唱団をマリアカテドラルで聴いてまいりました。
女性ソロの美しさにとりわけ感動。まるで女神のようでした・・・。
合唱は精緻かつ柔軟、ブラヴォ。

異なる作曲家による“アヴェ・マリア”が五曲も歌われました! わずかでしたが、少年声のみで歌われるフレーズがあり、鈴の音のように可憐な音色を感じました。


これからも愛読させて頂きます! よいお年を。

_ Nyanda ― 2009年12月23日 17時40分31秒

モリコ様

コメントをどうもありがとうございます。
今頃は、BS朝日で、WSKの後のパリ木を聴いていらっしゃる頃でしょうか?
うらやましいです。実に。聖マリア大聖堂がハウンティングエリア内の方が・・・。
モスクワアカデミー、聴いてみたかった。
そういえばチラシに女性の方も写っていますね。モリコ様のコメントを読むまでは、漠然と少年声と男声のCHOIRだと誤解していました。
チラシのBS団員しか見えていませんでした。げに恐ろしき私の感性・・・。
注意力散漫な私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

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