日本の歌/天使のハーモニー ビクター少年合唱隊 ~ 私にとって大切な大切なボーイ・ソプラノ ― 2009年08月14日 09時42分59秒

日本の歌/天使のハーモニー ビクター少年合唱隊 (JBX-228) 1979年録音。
私には「日本のB-Sに特に大切に思うソロが3つある」のだが、その中の1曲が、この盤に収録されている、歌い人知らずの「1.荒城の月」だ。
少年だからこその凛々しさ優しさ誇り高さが、声の輝きに満ちて、その清らかさが圧倒的に心を打つのだ。
もちろん、このアルバムの合唱も並みではない。ビクターの声質の落ち着いた木管系声質は、実は、金管系を越えた向こうに存在すると私は思っている。
日本の歌シリーズ切手発売記念盤なので、アルバム・カバーが「切手」になっている。カバーには正直なところ、がっかりさせられたが、この時の録音メンバーがすごい。
全員をここに記載できないが、ソプラノに河村卓也・古賀潤・日向理、メゾに加藤恵夫等アルバム「過ぎゆくときと友だち」のソリストたちの名が見える。編成はアルトを加えての3部。
最良の時に録音されている1枚だ。
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