ボーイ・ソプラノ Norman Smith ~ 聖歌隊の香りを内包した表現者 ― 2010年09月25日 16時30分41秒
![](http://nyanda.asablo.jp/blog/img/2010/09/25/12b933.jpg)
LPは、聖歌隊に関係しない普通のボーイ・ソプラノ・ソリストとして聴くと、ふつうに素直に「Maman」が好き。
Choirのコンサートのメイン・プログラムに入る曲じゃないかもしれないけれど、例えばパリ木のコンサートのアンコールで小さい団員にしみじみと(でもサラッと高い声で)歌って欲しいような。
LPの方、曲によって声の雰囲気が違うような。若く(幼く)聴こえることもあるし。
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シングルカットされているのは、どちらもLPのA面から+。
LPのA面は、B面までほどには世俗の度合いが微妙に高くないし、EPでは、聖歌隊系の香りを残しつつ、ガチガチの宗教系録音じゃないところの、この少年の良さを伝えたかったのかな。と思う。
![](http://nyanda.asablo.jp/blog/img/2010/09/25/12b936.jpg)
カバーのSopranoのSがト音記号?になっていたりEPではSmithのiの上の方が音符だったり・・・製作者のこのボーイ・ソプラノへの想いが伝わってきそう。
もちろん、聖歌隊のソリストとしても、ステージ上のソリストとしても、どちらでもOKな資質。
まろやかでのびやかなで解放された自由な声。声を自在に操るテクニック。声はボーイでも、子守唄では、ほのかに母性まで感じさせたりして・・・。
彼もまた、時空に名ソリストとしてその存在を刻まれる一人だと思う。
まろやかでのびやかなで解放された自由な声。声を自在に操るテクニック。声はボーイでも、子守唄では、ほのかに母性まで感じさせたりして・・・。
彼もまた、時空に名ソリストとしてその存在を刻まれる一人だと思う。
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