少年合唱 南アフリカ ドラケンスバーグ少年合唱団 ~ 豊穣な歌声とその精神2013年06月24日 13時05分18秒


Season's Greetings (CDDM 020 Drakensberg Boys Choir 00256)
 またもや、カバー買いであります。少年と蝋燭の炎、というのは1枚の絵としてかなりの魅力と内容への期待力があります。
 最初の曲の終わりに拍手が録音されていました。曲ごとに録音レベルが違うような気もします。聞こえにくいと思ってレベルを上げると、別な曲ではいきなり音量大になってしまったり。これらがすべてライブから選曲したものだったら、彼らの実力はたいしたものであります。1991~2007のCDからの選曲らしいです。
 ときどきソロも聞こえてきます。たとえば10曲目に限らずソリストの名前がないのが残念。短いフレーズのソロでもキラッと光っていますもの。けれど、ソロも合唱も声質はやわらかく優しい。彼らそのもの指導者そのものの性質がそのままに歌声に反映しているのでありましょう。曲によっては、くぐもってヴェールの向こうから聴こえてくる感じも奥ゆかしい。
 聴き始めは物足りないような気もしましたが、大方聴いているドイツ・オーストリアやイギリスの聖歌隊系CHOIRと比較して、よりリラックスして歌声を楽しめるような気がします。アメリカや西ヨーロッパの幸せなクリスマス映画のBGMとしても違和感のないプロの出来栄えの音楽でもあります。とはいえ、このCDでは、私は南アの曲に惹かれます。このCDの南アの曲は、旋律が心優しいのです。繰り返しますが商業的にもプロ級の歌声だと思います。まるで映画のサントラ盤を聴いているような感覚でした。

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