可憐な歌声 トレーニングCHOIR~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年08月10日 21時20分09秒

DRAKENSBERG JUNIOR SEUNSKOOR

VAN DRAKENSBERG TOT TAFELBERG (BCP 1573) DRAKENSBERG JUNIOR SEUNSKOOR

このときドラケンスバーグ少年合唱団には2つのシニアCHOIRがあったそうですが、今回初めて録音されたジュニアCHOIRは、シニアCHOIR以前のトレーニングCHOIRとしての意味合いもあったようです。

たぶん学校に入りたての幼い団員君たち中心のこのCHOIRは
写真もそうですが、声も、初々しく実に可憐です。

でも声はきちんときれいに伸びて訓練は行き届いているようで
・・・いいなあ。素直さが伝わってくる、そんなクリアな合唱です。
(高音がキビシイかな? まだ。それも、ご愛嬌なり)

年齢にあった曲を一生懸命に歌っている感じが・・・実に良いなあ。
フィンランディアもきれいでした。

「芸」はまだなくて、習ったとおりに歌っているだけ、なんだけれど
合唱の音の色彩が涼しげなのも良いなあ。

くったくのない伸びやかな歌声が清々しい 決してステージ上では聴くことの出来ないという意味でも(なにしろトレーニングCHOIR)貴重な盤です。

エネルギッシュなDrakiesたちに このよーな時期があったのね~と 目からうろこ盤でもあります。
良いです。Drakiesっぽくは ないですけれど。

オシャレなクリスマス~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年08月11日 05時59分21秒

A CHRISTMAS TO REMEMBER (Gallo COL 40132)

A CHRISTMAS TO REMEMBER (Gallo COL 40132)

相変わらず勢いはある。
が、無国籍(アメリカっぽい感じ)のオシャレで器用な団体に戻ってしまった。
アレンジも良いし、バックバンドもプロっぽい。
が、どうにも、曲を聴く限りでは
敬虔なクリスマスでもアットホームなクリスマスでもなく
クリスマス商戦真っ只中のデパートで流したら、購買意欲をそそりそう。
そんなイメージ。
ちっちゃいソリスト君のかわいらしいたどたどしささえ
祈りではなくて、プレゼント購入へ誘いそう。

世の中には、クリスマスのLPって、山ほど存在している。
演奏度イマイチCHOIRも山の数・・・でも
山ほどそんざいしているクリスマスキャロルの演奏から
このLPを手にとって聴きたいとは思わない。

この手の発想の演奏は、サンタ帽子の大人の歌手に任せたい。

子どもたちのハートを大切に~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年08月15日 14時41分50秒

SING A SONG OF DIAS (MMTL 1437) P1988 ドラケンスバーグ少年合唱団

SING A SONG OF DIAS (MMTL 1437) P1988

どうも「ディアス船長の歌を歌おう」というオペレッタかミュージカルみたい。
雰囲気的には「ゴールデン・ヴァニテイ号」みたいで
それよりもメロディアスで雰囲気は明るい。

アルバムカバーは退屈だけれど
素足の団員くんたちの不鮮明なステージフォトがなんとも生き生きしている。
(私がプロデュースするならカバー写真をカラーのステージフォトにドーンと替えるんだけど)
歌声もしかり。とっても楽しそう。

この時期、ヨーロピアン・ツアーで伝統的CHOIRとしての実力を見せた後で
交代した指揮者は
どちらかというと、団員主体の
団員を活かす方向を模索していたのかも。

不完全だけれど
明るくて はつらつ。

過渡期の1枚だろうと思う。

湿った砂糖味?~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年08月15日 15時14分56秒

21 JAAR TROTS Die DRAKENSBERG SEUNSKOOR (BCP 1865)

21 JAAR TROTS Die DRAKENSBERG SEUNSKOOR (BCP 1865)

単語の意味はわからないけれど、21世紀を見据えた録音かな?
(21周年記念盤?の場合は1988年録音になるそうです)

ドラケンスバーグ少年合唱団の魅力は低音。
でも、宗教曲を歌うには、
この盤に限って言えば
ちょっと合唱の声質がベトベト「甘い」ような・・・。
変声前も後も。
もっと砂糖味を減らした方が・・・って何の話だっけ?
「普通の」宗教系は、・・・落ちるかも。
スピード感があり音域の広い曲はまあまあOKです。

そして相変わらずSound of Musicは美しいんですよね。
ドラケンスバーグ少年合唱団お得意のナンバー。
曲によっては技も見せる。
・・・でも。それだけで、良いのかな?

良いかもしれないし、もっと別な姿があるかもしれない。

さわやかなプロ級バックコーラス~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年08月15日 18時33分39秒

MANUEL ESCORCIO WITH THE DRAKENSBERG BOYS CHOIR (CBK(U)7031)

MANUEL ESCORCIO WITH THE DRAKENSBERG BOYS CHOIR (CBK(U)7031)

テナー&ゴスペル歌手(?)のMANUEL ESCORCIO 氏のバックコーラスをドラケンスバーグ少年合唱団が勤めた1枚。
声の彩り、切れ、このコーラスがなかなか素晴らしい。プロ級なのだ。

むろん中心はMANUEL ESCORCIO 氏。ドラケンスバーグ少年合唱団はあくまでもバック。
だけど、I HAVE A DREAM がコーラスで始まったときに、このまま、行って欲しいなどと思ってしまった。清純な合唱。

I HAVE A DREAM 、SING 等々、たぶん、録音当時、流行っていた曲。
メロディラインの美しい曲が多くて
歌い込めるところも
なんだか懐かしい感じがする。
MANUEL ESCORCIO 氏の気持ちの良い明るい声、
なんだか人生を肯定するような曲構成が
ドラケンスバーグ少年合唱団の個性とマッチしたのかも。

にしても、プロとしてプロに指名されたCHOIRであったことは確か。

羽のように軽やかに、秋風のように涼しく~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年08月15日 19時08分17秒

I SEE A LAND ドラケンスバーグ少年合唱団

I SEE A LAND

JIKELE MAWENI を聴いたとき、あ~これだ。これが私のイメージのDrakiesだ、と思いました。
これこそ、Drakiesにしか、歌えない歌。アフリカンソング。

ヨーロピアン・ツアーから、ギア・チェンジしてきたことが
この盤でなんとなく形になってきた、そんな気がしました。

映画の主題歌でもPOPSでも
明るく、涼しく、清らかで、そして、羽のようにふわ~っと軽い。
だけど、ドラマチックです。

現在のDrakiesたちの「核」になっているものが
この盤には感じられます。

オペラ座の怪人だの、サウンド・オブ・サイレンスだの
選曲が俗っぽいちゃあ、俗っぽいかもしれない。
それにしては、気持ちよく清々しい声。

POPSを歌うときの声
ミュージカルを歌うときの声
アフリカンソングを歌うときの声
「核」の声が収録されている盤です。

(宗教曲だけはなかったよーな・・・)

ブラック系団員くん見っけ~ドラケンスバーグ少年合唱団2008年08月15日 19時36分24秒

DRAKENSBERG NOEL (DBL 1) P1991 ドラケンスバーグ少年合唱団

DRAKENSBERG NOEL (DBL 1) P1991

これはCDでも出ているそうです。(そのCD,うちにもあるかもしれない。)

選曲はおなじみのクリスマス・キャロルですが
完成度はかなり高いです。
変声前・変声後のパートも考えられる限りに美しい。
それに心優しいハーモニーです。
変声後のパートが加わることの良さが
現れた録音と言えそうです。

私はドラケンスバーグ少年合唱団の合唱を聴いて
いままで宗教っぽくないなんて言ってきたけれど
この盤の AWAY IN A MANGER に宗教的なものを感じて
泣けそうになりました。
(宗教ってナニよ? って聴かれても答えられないけれど)

ただの(?)クリスマス・キャロルを
芸術的に歌い上げたのは立派です。
編曲も良かった。

そしてカバー裏の集合写真。
数人のブラック系団員くんを初めて確認しました。

もしかしてこれはレコード盤としては
最後の1枚なのかもしれないけれど
ドラケンスバーグ少年合唱団の新しい歴史の始まりでもあると
思ったわけです。