ボーイ・ソプラノ JAIME MORGAN HITCHCOCK ~ 俗中の純2016年10月21日 12時25分39秒



 CDカバー写真が悪魔ですよ。見た瞬間にドキッとしました。
 題材がヨブ記のようです。(異教徒Hetsujiの説明になりますが)神さまがヨブを誉めたら、サタンが斜めの意見、ギブアンドテイクだからじゃん? それを証明するためにサタンは神さまからヨブを試すことを許される。そして、ヨブは財産を失い、愛する人を失い、最後には病気なって社会的に抹殺された。だが、ヨブは信仰を捨てなかった。で、最後には、財を得、子孫を得、長寿を全うする、という話らしいです。(が、試しで命を失ったヨブの大切な人の人生って・・・異教徒Hetsuji)
 4幕構成の音楽は雄大かつ美しいです。GUILDFORD CHORAL SOCIETYは写真で見る限り男女混声ですが、題材的には妥当だと思います。
 さて、我らがトレブルソリストくんの出番は、2幕のトップにあります。しかも、5分超! 結構、大仕事ですよね。
 JAIME MORGAN HITCHCOCKくんは木管的音質で、危なげなく歌いましたが、大人の声の中で、楚々とした感じが純で良かったです。
 信仰心があるのでしょうね、作曲者も歌っているChoirのみなさんも。合唱からなんとなく伝わってきます。悪魔の試しには、ひるまないし神さまを信じる、みたいな。合唱も上手だからでしょうし、信仰を内包しているから、この演奏になっているような気がします。

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