Makito Hayashi 林 牧人 ~ 生きる姿勢が見えてくる歌声2008年12月20日 19時13分07秒

林 牧人

MAKITO HAYASHI Ich flieg' zu dir (D20L1001 CANYON CLASSICS)
1988/12/7-1989/2/22 武蔵野市民文化会館ホール
林牧人(カウンターテナー)/心の翼

林くん17歳のおりの録音(らしい)。

変声後、鼻にかかって粘る癖が抜けて、本当にストレートで清潔な歌声になった。
ビブラートもきつくなく、聴かせどころの高音もきれいで、声にまだ不安定なところを残しているが、イメージとしては、ちょうどこの年代のマックス君を彷彿させる歌声でもありながら、精神的には相当な高みを感じさせる。

歌声に「華」を感じさせるにはまだまだ遠いが、余分な「色」がない分、「4.生ける神への賛歌 Praise to The Living God 」なんかはピッタリくる。

彼の生きる姿勢が歌声を通して見えてくる気がする「6.互いにパンを分かち合おう Let Us Break Bread Tigether」も素晴らしい。

私は改めて、歌が感動させてくれるのは小手先の技術的なうまさだけではなくてむしろそこからそこはかとなく伝わってくる歌い手の気持ちなのだ、と感じた。演奏を支えている管弦楽、合唱共に控えめながらも彼を引き立てていて好ましい。

CDタイトルにもなっている「1.心の翼 Ich flieg' zu dir」は実は、斎藤毅作曲のオリジナル曲。
「オペル」のCFで使われたらしい。

荘厳でありながらもどこか若々しい管弦楽の調べと合唱。
そこへ林くんのドイツ語の歌が入るのだが、その日本語訳も又Good!!! 

深き谷を越え 流れる雲を越え 険しき山を越え 僕は君のもとへ 心の翼をはためかせ・・・

と全部は書けないけれど、林君の歌うドイツ語の語感が格調高く聞こえてくるのも又Good!!!

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