ウィーン・シューベルト少年合唱団 Schubert Saengerknaben Wien ~ 清々しく温かい印象の合唱団2008年12月30日 10時36分44秒

ウィーン・シューベルト少年合唱団
Die Schubert Sangerknaben Wien(SSK26344)
1996年録音。

ウィーン・シューベルト少年合唱団は1994年に結成されたばかり。
来日公演も何回か行っている。

団員の雰囲気は、どこか自由で、とても温かい。

私が行った公演プログラムでは男声のみで歌う場を設定していた。それが又、飛び抜けて上手。

99年の舞台上の男声に二人、かつて見た顔を発見!
やはり演奏会で気が付いた人とその話題が出たときに、よくよく聞いてみたら、どうも相手は別な二人のことを言っているらしい。私はウィーン・モーツァルト少年合唱団出身の二人を指していたのに、聖フロリアン少年合唱団出身の二人だと気が付いた。

思い出して昔の可愛い時代の写真で確認!

ついでにいうと、来日してはいないが、パンフには、もうひとりウィーン・モーツァルト少年合唱団で来日した少年によく似た顔があった。

ソプラノたちのセーラー服の緑が目にも鮮やかで清々しい。

来日時、田んぼの中の道をお散歩中の彼らを追っかけしたときの、彼らの温かい印象。

このCDも、そんな感じです。

うーん、なんてやさしい響き。
音の響きがソフトで耳に心地よい。

シューベルト少年合唱団版ソングブック。

そして、選曲が妙に俗寄り過ぎず、B-Sソリストの声の柔らかさを活かしていて良い。

男声がB-Sのサポートに徹しきっているので感心した。

気のせいか、話し声や咳が聞こえるのも手作り風で温かい。

心が荒れた日には聴きたい1枚です。