少年合唱 LIBERA ~ 未来への可能性と希望2017年05月11日 20時24分17秒




   さ~て、リベラは、この先、何処へ向かうのでしょうか?
 相変わらずの癒しサウンドの中、可能性を感じたのは、「10.三羽の鴉」でした。音楽劇・・・イケるかも、です。ドラマティック路線も、声の幅を拡げて(変声中や変声後の若い声をも加えて)・・・イケるかも、です。この盤は、その意味に置いて、何らかの分岐点にある盤なのではないかと、ふと思いました。
 そして、Isaac London君の落ち着いた声を聴くことが出来たのも嬉しかったです。11.聖母マリアのための讃歌・・・しみじみと、良かったです。
 これから上り坂の声はMerlin 君やThomas君? 
 普通に考えるとタイトルHopeの意味は、広い意味における希望なのかもしれませんが、(題材的にはクラシックですが曲そのものは新しいメロディの収録曲を聴いて、)LIBERAメンバーの一人一人の声の中に未来への可能性と希望が内包されているように感じました。どのソリストの歌声にも、深い味がありました。
 DVDは、「見せるための聖歌隊」でしょうか? もっともっと見たかったです。映画の中のシーンのような映像美のサルヴェ・レジナでした。ラスト・シーンの子がRocco君?
 オリバー・ツイストを連想するスマイルの映像にもかなり力が入っていました。できたら、曲ごとに、このような映像を撮ってくれたら、どんなにか素晴らしいことでしょう。そして、付属のDVDに、ストーリーを付けて撮影する余裕のあるLIBERAは、企画を通すことができる実力&人気だけではなくて、資金力もありそう・・・とか感じてしまいました。何でも出来てしまいそうな勢いのあるChoirだと思います。