ウィーン少年合唱団 ~ 3人のソリスト盤 ― 2008年11月24日 15時08分13秒
Die Wiener Sangerknaben (PHILIPS N 00726 R)
Leitung und Kkavier:ROBERT KUEHBACHER
これは某CHOIRファン経由でオーナー様から借りて聴いた初めての原盤。(この色のカバーが一番しっくりくるような気がする・・・)
このレコードカバーを見ているとほのぼのした感じが伝わってきた。ソリストの写真を全面に押し出してしかもそれぞれの横に名前を入れたところなんかは、有る意味、アットホーム過ぎて(高い視線でファンを見下ろしているかのような)ウィ-ン少年合唱団ぽくない感じだ。
アットホームなところは録音にも現れている。曲名を団員が入れ替わりアナウンスするのだ。
欲を言えば、こうして名前を残した写真のソリストたちだが、実際にどの曲を歌ったのかまではこの盤には、記載されていない点が惜しい。誰が歌ったんだろうと気になる。
合唱は揺るぎない。ソプラノを支えるアルトが良いなあと思う。だいぶ低い音が聞こえてきて第2アルト?と錯覚する。写真のソリストたちの表情がキリッと凛々しいが、歌声も凛々しい。
世界一有名な少年合唱団に相応しい歌声と合唱に取り組む姿勢が当時は団員に在った模様だ。
同時に、楽々と出る高く細く繊細かつ美しいソプラノも存在したようだ。
さりげないソロなのだが、腹筋が強い。
(腹筋運動を感じさせないソロがすごいと思う。)
完璧に上手すぎて、スッと聞き流してしまいそうな歌声でもあるが、高いけれど柔らかくやさしい声、低く甘い声、声そのものに価値を感じさせる上に、こういう声できれいに調和しきった端正な合唱は、もう、なかなかリアルタイムでは聴くことができないだろうと思うと、この時代の録音をオリジナルで収集する価値を改めて再認識させられる。
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