BILLY GILMAN ~ なんだかいいクラシックぽくないクラシック・クリスマス ― 2008年12月07日 21時42分41秒

BILLY GILMAN CLASSIC CHRISTMAS(Epic EK 61594)
この子のCDで手元に残したのは、この1枚のみ。
わざわざタイトルにクラシッククリスマスと持ってくるあたりは、この少年にとってはここで取り上げられている曲が「クラシック=古い」なんだろう。
もしかしたら、彼にとってはパッとしない選曲かもしれないのに、この選曲でCDを作ってくれたことを感謝。
聴く限りでは少しもクラシックではない。
発声が全く違うし、元気とパンチと声に勢いがあって(言っていることは同じだが)聴いていて気持ち良い。
どこか大人びていて、カバー写真ほどには可愛くない声だけれど、売れっ子アイドルの余裕を持って歌っている。
・・・クラシックしない声も歌い方も、時には、なんだか、いいなあ・・・。
クリスマスの聴かせどころの曲12.O HOLY NIGHTも伸び伸びとどこまでも果てしなく声が伸びていく。
ただし、プロデュースする側の人たちが、Nyanda的感性から言うと聴かせどころを心得ていなくて、せっかく彼の声を聴きたいのに伴奏の音量が声に負けじと巨大化するのでスッキリしない。
クラシック クリスマス・・・なら、それっぽく作って欲しかったところもあるけれど、そういう歌い方でも聴いてみたかったけれど、これも「無い物ねだりのNyanda欲」かもしれない。
ここでの歌い方が彼の良さだもんね。きっと。
歌った本人くんが、このCDをどう評価しているのかは知らないけれど、本人くんが思っている以上に、ポイント高めかもしれない。
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