Polskie Slowiki ポーランド少年合唱団 The Polish Nightingales ~ 1999年に私が一番好きだった少年合唱団2008年12月31日 10時50分13秒

ポーランド少年合唱団

Boze Narodzenie z Polskimi Slowikami(Selene MC-397)

1999年にCHOIR友だちからカセットを何本か借りて聴いて(本も借りた)、この合唱団の魅力に取り付かれた。

残念ながら、すばらしかったボーイ・ソプラノたちのカセットは入手出来ず終い。CD以前(デニス君以前)の録音もまた、この合唱団は華やいでいた。

このカセット、A面とB面では、雰囲気がガラッと変わる。
それでいて、違和感が全くない。

A面は、おそらくお国の作曲家。
メロディは美しいが、初めて聴く曲ばかりで、緊張してしまう。

何度も繰り返すが、私たち(私)は、なんと偏って、ある一部の作曲家の曲ばかりを聴いていることだろう? 

だからB面出だしのブラームスで、相当にほっとする。

B面は、台詞や歓声?入りの、特にB-Sソロの曲がほとんどポップス系のノリ。
とてもクラシック系には聞こえない。
かと思うと、別れの曲?の合唱も聴かせる。

おそらく、芸達者くんたちが各地でのコンサートのアンコールでこういう曲を披露しているんだろうと想像できる。

合唱に比較して、ここでのソリストたちはバリバリの完璧系ではないが、ときに超自然で超ぶっきらぼうな歌い方に幼さと、逆に聴かせようとしているときには、相当な芸人根性としたたかさを見る。

彼らは、一人一人がステージ上で聴衆を楽しませる術を身につけているエンターティナーのようだ。別なCDで宗教曲を歌っているときとは全く違う。

まるで無造作に、一人一人の力量に任せきったソロで、潔いほどに勢いと自由があって、そこがなんともいえない魅力になっている。

演奏のコピー・・・録っておくんだった~。カセットの画像も。

コメント

_ A M ― 2009年10月21日 20時45分04秒

コメントのポーランドのボーイソプラノのCDは日本で手に入るのでしょうか?是非きいてみたいです。

素敵なブログですね。有難うございました。

_ Nyanda ― 2009年10月21日 21時40分50秒

ご訪問、どうもありがとうございます。

このカセットそのものの入手方法についてはわかりませんが(知っていたら私自身が入手している)、この合唱団のCDは、FESTIVALというお店(サイト)で入手可能です。

_ ヤマチャン ― 2014年08月22日 17時45分00秒

67年パリ木ファンです。ponko3さんというサイトに昨年のポズナンのコンサートの様子がでてました。探していた合唱ブーム真っ最中を知っている方たちがそこにいました。ポズナンも大好きな合唱団です。69年の来日公演も行きました。ここに紹介されている録音もきいてみたかったです。本当に羨ましいです。

_ Nyanda ― 2014年08月23日 20時32分09秒

ヤマチャンさん、ご訪問とコメントをどうもありがとうございます。


ヤマチャンさんがお聴きになった1969年の来日Choirはポズナンスキーです。
http://www.ne.jp/asahi/zero/wind/sl_poznanskieslowiki.html

そして、ここで紹介しているのはポルスキーです。
http://www.ne.jp/asahi/zero/wind/sl_polskieslowiki.html

特に日本語ですと、判別が難しいため、私は指揮者で区別しています。

それにしても、69年の生ポズナンを聴かれたなんて本当に羨ましい。ですが、その数十年後に、有り難いことに私はレコードで聴くことが出来て感動しました。昔はコンサートレコードが出たりしたので、たとえ録音でも、コンサートを楽しむことが出来る環境がありました。
今はボーイ・ソプラノも少年合唱も冷え冷え(底冷え)で寂しい限りです。

とはいえ、ポズナンスキーもポルスキーもレコーディングが多いのが救いです。
まだまだ未紹介のLPがあるので、チャンスがあれば、sounds'Libraryの方に、掲載したいと思います。こちらのブログはなかなか更新できないでいますが、sounds'Libraryのサイトの方は月1で更新していますので、良かったら、ご訪問ください。
http://www.ne.jp/asahi/zero/wind/mainroom.html

おそらく、ヤマチャンさんと私は、(私は実際のコンサート経験値は低いですが)同じような感じで来日したChoirを覚えていると思います。
お会いしたことはありませんが、ある意味、同好の士だと思います。これからも、どうぞよろしくお願いします。

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