ボーイ・ソプラノ 大切に育てられた子ども ~ Anthony Way アンソニー・ウェイ ― 2008年09月16日 20時26分40秒
THE BEST OF ANTHONY WAY (DECCA 460 572-2 DH) 1995年~1998年録音。
Anthony Way君のCDが、9枚そろってしまった・・・。表現を変えれば、つまりは、9枚も買ってしまったのだ。うち、3枚が全く重複している。(国内盤VS輸入盤)
並べてみると、なかなか壮観である。
トレブルは変声直前が良いという話を聞くけれども、私は必ずしもそうだとは思わない。そういう感性には聴く者の感傷が多分に入っているような気がする。
トレブルは、時間とともに、その声(楽器的に言えば音色)を変える。Anthony Wayも、1995年、1996年、1997年と、輪切り状態で聴いたときは、その時々で印象が違っていた。
今回、ベスト盤を聴いて、彼の全体像が見えたような気がした。
ベスト盤と銘打つだけあって、構成を含めて充実した1枚に仕上がっている。すべての盤の中で、この1枚が名実ともに「ベスト」である。時期的な輪切り状態で聴いたときには気が付かなかった味がCDからにじみ出ている。
これから1枚を求める方にはこの盤をお薦めする。
この盤で、私は周囲から愛され大切に育まれた少年の、存在そのものの「やさしさ」を聴いた。彼が何をどのように歌おうと、このCDの音の隅々から、やさしさのエッセンスが、薫り高く寄せてくる。そして聴く者の気持ちを和ませ幸せにする。思わず、このまま育って行って・・・と祈ってしまった。
(ところで、彼、周囲の大人に大切にされていたことを自覚していたのかな?)
トレブルも今までそれなりにいろいろ聴いたが、演出も又、素材とともに、表現の大切な要素なのだと思い知らされる。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。