AURELIUS SANGERKNABEN CALW カルフ アウレリウス少年合唱団 ~ テルツとウィーン少年合唱団の良いとこ取り?の合唱団 ― 2008年11月11日 19時41分13秒
Faszination der Knabenstimme AURELIUS SANGERKNABEN CALW (EigenArt 10120)
1995年録音。
これはアウレリウス少年合唱団版ソング・ブック。
Treble Soloが多用され、ファンには楽しくしかも貴重な1枚といえる。出来映えも掛け値なしに相当に素晴らしいと私は思う。
アウレリウスの歌声は、一瞬、テルツ少年合唱団に似ていると思った。だが、聞き込んでいくと、高音の繊細さがウィーン少年合唱団に通じるものがある。
テルツとウィーンの良いとこ取りの歌声である。
ほとんどのソロを受け持つ少年だけではなく、ここでのすべてのソリストの声にも、それは言える。
細く繊細な高音でありながらも、のどが強靱なのだ。そして彼らは身体を上手に使って、きれいに声を響かせている。
録音もストレートで理想的。
それからこのCDでは多くの曲の指揮者にアラン・ベルギウスの名前を見つけてドキドキした。これは、どういうことなんだろう?
AURELIUS SANGERKNABEN CALW カルフ アウレリウス少年合唱団 ~ コンサート・ライヴ ― 2008年11月11日 19時53分55秒
カルフ アウレリウス少年合唱団 日本公演 2000年10月25日(水) 日本青年館大ホール 2000円
これはコンサート直後に2000円で発売されたカセットである。
会場に遠い地方在住者には有り難い企画である。
スタジオ録音とは違い、必ずしも良い条件で採録された音ではないかもしれないが、音が生々しくて臨場感に富んでいる。
アンコール「深い谷の底で」後の拍手の合間の聴衆の奇声(?)は何だったんだろう?
ライヴでのアウレリウス少年合唱団は、少年声がきれいに整えられていて、男声の厚みが加わるドイツミサも聴き応えがあった。ただし今までCDで聴いていたよりも、全般的には大人しい印象。
余談だが、曲目紹介者の声質・話し方も非常に好み。
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