Daniel Norman - treble, Lichfield Cathedral Choir ~ 未完の大器への期待 ― 2008年12月14日 14時41分02秒

EVENSONG FOR THE FEAST OF SAINT CHAD / LICHFIELD CATHEDRAL CHOIR Directed by JONATHAN REED-WILLIAMS (alpha ACA 505 STEREO)
1982年5月録音。
聖堂ではこのレコードのように祈りの歌が捧げられ祈りの言葉が語られているのだろうか?
音がとてもシャープに採録されている。合唱も、どのパートにも勢いがあって、勇んで神に仕える気持ちが表現されているように思う。
SIDE ONEの5.Magnificat:Setting in G はHERBERT HOWELLSの作品だが、歌う気持ちの盛り上がりが素晴らしく聴き応えがある。
Paul James-Trebleは、初々しさが魅力。
Treble Soloのデビューはこんなふうなのだろうか?
特筆すべきはやはりDaniel Norman- treble。
歌声は未完の大器の期待を抱かせる。
ある時期に次々と録音が行われたことを考えると、彼の声を残したいが故に、とも思われる。
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