Daniel Norman - treble, Lichfield Cathedral Choir ~ 聴くほどに深くなるトレブルの世界2008年12月14日 15時08分26秒

Lichfield Cathedral Choir

DANIEL NORMAN with LICHFIELD CATHEDRAL CHOIR Directed by JONATHAN REES-WILLIAMS
(Alpha XPS 101 STEREO)
1983年11月録音。

 最愛のNICHOLAS SILLITOEや、大(?)ソリストのAled Jonesと同年代になる。

 この録音時、ノーマンとベッツがヘッドとセカンドヘッドコリスター。

 この盤は、コリスターのソロ・トレブルに焦点を当て、(パイプ?)オルガンの控えめでシンプルな伴奏が、少年の声の持ち味を最大限に活かした作品に仕上げている。

 プライベート盤的な味わいのある盤でもある。

 Daniel Normanは、声質・発声・表現に至るまで、実に模範的なトレブル。しかも、やわらかく優しく豊かでおおらかな歌声に、模範的すぎるのが原因か、逆に声への印象が薄くて、私は、この少年の顔は覚えていたが、歌声を忘れてしまっていた。

 それにしても、この選曲。聴けば聴くほど、知らない曲が増えていくような気さえする。聴いても聴いてもトレブルの世界は奥が深い。それがイギリスという国の魅力でもある。

 Second trebleのChristopher Bettsは、さりげなさ過ぎるほどの自然体。とても聴きやすい。彼のソロが欲しかったほど・・・。

 合唱のトレブルたちは、幼げに聞こえる。音の安定感からいうと、テノール、バスが入ってこその聖歌隊だと感じさせられる。

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