ボーイ・ソプラノ Kenan Burrows(Winchester Cathedral Choir) ~ 映画「百合の伝説 シモンとヴァリエ」より2008年12月28日 16時52分35秒

Kenan Burrows(Winchester Cathedral Choir)
百合の伝説 シモンとヴァリエ LILIES オリジナルサウンドトラック (CPC8-5033)

ミサ通常文(キリエ、とかグローリアとかいうアレですね)を使って
いとも簡単に(じゃないかもしれませんが)作曲してしまう生活圏もとい宗教圏の人たちってすごいと思います。

彼らの根底では、音楽=宗教=生活なんでしょうか。

これもその一種、なのかな。
作曲者がマイケル・ダンナさん。

演奏者がヒリアード・アンサンブルで、レコーディングが、南イングランドの12世紀に建築された修道院で行われたためか、響きも雰囲気もバッチリです。

その中で、Kenan Burrowsくんは、たった2分17秒間、AVE VERUM CORPUSを歌うだけですが、彼の透明感溢れる声と、旋律が、深い弦楽器の音との相乗効果で、なんとも言いがたい悲しみや美しさをかもし出しています。

映画は見ていないので、どのような場面で使われたのか(実は内容)も知りませんが、Kenan Burrowsくん以外の音楽も、完璧プロ仕様で、聴き応えがあります。

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さて、クリスマスも終わってしまいました。
あこれ考えていたカバーもパー。

在庫管理が悪いので、聴きたい盤が出てきません。

来年こそ、可愛いカバーをそろえたいです。

ボーイ・ソプラノ Timothy Washburn ~ コンピューターゲーム「ミストⅢ」2008年12月28日 18時40分48秒

Timothy Washburn コンピューターゲーム「ミストⅢ」

MIST III EXILE (Ubi Soft)

映画音楽もだが、ゲーム音楽にも私は非常に疎い。
(それを言えば、ライヴにも、現在出ているCDにも疎いなあ、私)

で、聡いCHOIR友だちが
こういう音楽があって、ここで入手できる、まで教えてくれるので手元にある次第。

そのCHOIR友だちいわく
コンピューターゲーム「ミストⅢ」の「プレミアム・エディション」という限定版サントラはカラーのカバーなそうだけれど、こちらはサントラとして独立したものなそう(で、色は地味だなあ)。

ICOにしろ、ゲームソフトの音楽には心を引かれるものがある。
それがボーイ・ソプラノで歌われるとなったら、なおさら。

さてミストのソリストTimothy Washburnくん。

オーケストラと大人の合唱との何かが起こるゾ!的な音楽の後、期待を持たせて、30トラックの29トラック目に登場。
幼く拙く壊れそうなほどに繊細な子どもの声です。

それが、ラ・ラ・ラ・ラ・リ・・・と歌い上げていくのと一緒にオーケストラが音楽を盛り上げていく。

が、時間にして1分10秒のうち、声が聴こえるのはわずかに50秒程度にお金を掛けて入手するかは、ファン次第というところか。

ボーイ・ソプラノ Steven Garaghty (Libera) ~ 大島ミチル氏の旋律に相応しいボーイ・ソロ2008年12月28日 19時33分33秒

Steven Garaghty (Libera)

ICO(イコ)~霧の中の旋律~(SME visual works Inc./SVWC7117)

こちらもゲーム音楽のサントラ盤。むろん、CHOIR友だち経由入手。

これを聴いて、実は作曲者の大島ミチル氏に興味あり、です。

氏が、映画「百合の伝説 シモンとヴァリエ」でのサウンドトラックのように、ミサ通常文を使って作曲したら、どんな美しい旋律が出来るのでしょう?

さて、Steven Garaghtyくんの歌う4分27秒。
買う価値はありますね。

どんな場面で流れるのかはゲームをしていないので分かりませんが、物語性に溢れた曲だと思います。
リベラで聴くとき、多くは、処理された音が多いような気がしますが、ここでは割合、ストレートな彼の声が聴こえてきます。

ゲームの映像はとてもきれいらしいので、出来たら、大きな画面で映像を見ながら聴いてみたい声でもあります。