AURELIUS SANGERKNABEN CALW カルフ アウレリウス少年合唱団 ~ テルツとウィーン少年合唱団の良いとこ取り?の合唱団 ― 2008年11月11日 19時41分13秒
Faszination der Knabenstimme AURELIUS SANGERKNABEN CALW (EigenArt 10120)
1995年録音。
これはアウレリウス少年合唱団版ソング・ブック。
Treble Soloが多用され、ファンには楽しくしかも貴重な1枚といえる。出来映えも掛け値なしに相当に素晴らしいと私は思う。
アウレリウスの歌声は、一瞬、テルツ少年合唱団に似ていると思った。だが、聞き込んでいくと、高音の繊細さがウィーン少年合唱団に通じるものがある。
テルツとウィーンの良いとこ取りの歌声である。
ほとんどのソロを受け持つ少年だけではなく、ここでのすべてのソリストの声にも、それは言える。
細く繊細な高音でありながらも、のどが強靱なのだ。そして彼らは身体を上手に使って、きれいに声を響かせている。
録音もストレートで理想的。
それからこのCDでは多くの曲の指揮者にアラン・ベルギウスの名前を見つけてドキドキした。これは、どういうことなんだろう?
コメント
_ Klavier ― 2008年11月11日 21時12分40秒
_ にゃんだ ― 2008年11月12日 20時22分15秒
ご丁寧なコメントと、ベルギウスくんの情報をどうもありがとうございます。
貴重なコメントをいただける機会はありませんので、とても嬉しく拝見しました。
リアルタイムで聴いていたときには、何も(というとウソになるかもしれませんが)感じず考えず、アラン君の録音を聞き流していたのですが、今、聴くと、演奏力というか、演奏に彼の心の深さを感じてしまいます。素晴らしいですね。
現在は、媒体がCDになったとこで、より気軽にボーイ・ソロ盤が作られるようになったのかもしれませんが、なかなかハッとするようなCD盤には出会いにくいです。
もしも、ご推薦のCD等、ありましたら、お知らせ下さい。
貴重なコメントをいただける機会はありませんので、とても嬉しく拝見しました。
リアルタイムで聴いていたときには、何も(というとウソになるかもしれませんが)感じず考えず、アラン君の録音を聞き流していたのですが、今、聴くと、演奏力というか、演奏に彼の心の深さを感じてしまいます。素晴らしいですね。
現在は、媒体がCDになったとこで、より気軽にボーイ・ソロ盤が作られるようになったのかもしれませんが、なかなかハッとするようなCD盤には出会いにくいです。
もしも、ご推薦のCD等、ありましたら、お知らせ下さい。
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少し前からこちらに通わせていただいておりました。
CD化されていないであろう貴重な音源の数々にため息です。
また、それぞれのレビューも楽しく拝読させていただいております。
ご紹介のアウレリウスのCDですが、創立者がアラン・ベルギウスの
恩師だとか、そういう関係でアランも参加しているらしいです。
私も何故?と不思議に思っていたのですが、お世話になっている
方から教えていただきました。
ここ数日で急に冷え込んでまいりました。
どうぞお体に気をつけてくださいませ。
これからも楽しみにしております。