WILTENER SANGERKNABENN チロル・ビルテナー少年合唱団 ~ 幸せにニシャっと溶けてしまいそう ― 2008年11月08日 20時28分39秒

WILTENER SANGERKNABEN (LESBORNE L 2017 STEREO)
Leitung:Norbert Gerhold
珍しくもCHOIR友人からコピーを頼まれてしまったので(CHOIR友人はインド人さんから頼まれたそう)、コピーしながら懐かしい合唱を聴き続けています。・・・で、ビルテナーはゆるゆるしていて良いなあ。
1946年のビルテナー少年合唱団創設時から音楽監督・指揮者を務めてきたN.ゲルトホルト教授。1976年には自国から文化勲章を受章しているそうです。
(82年は彼が合唱団を引率してきました。その後指揮者が変わりますから生を聴いた方は幸運だったかも)
この盤では、地方色を出しながらも、どこかヨーロッパ系標準CHOIRの趣を残し、しかも、合唱に様々な声のソロをふんだんに取り入れ、飽きさせない構成になっています。
昨今、ビルテナー(表記はビルテン?)のCDは出ていますが、レコードはCDで聴くよりも音が柔らかく、とにかく、ソリストくんたちの声を聴くだけでも、幸せにニシャっと溶けそうになる1枚です。とにかく、とにかく、とにかく幸せオーラ。
(WSKだけがソリストの宝庫ではないのです。)
芸術には昇華しない良さ、彼らと一緒に隣で歌い踊れるような親しみを感じさせる合唱団だと思います。
(むろん一緒に云々は、親しみを感じる故の錯覚であって、実際には素人には真似できない上手さですが。)
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