ボーイ・ソプラノ Louis-Alexander Désiré ~ ボーイ・ソプラノとしては大人的女声的な技術法で表現2016年09月28日 07時02分40秒



 大聖堂でのライヴ収録のため、拍手が入るのが、気分転換になって良いです。歌うときに、舌なのか喉の奥なのか、震わせ方にテクニックを感じるのでヘタではないと思います。女声的にヴィヴラートも使います。声も高め安定です。ときに鋭く高い。です。喉はかなり強靭そう。・・・なので、というかなのに、というか、これほど、カバー写真とイメージの違う声も珍しい。聴いていて感覚が古い・・・と思うわけで。カナダのGERARD BARBEAU に、歌い方や声の感じが相当に似ているので、終戦時の録音かと錯覚しました。ちなみに2006年収録。選曲はなかなかですが、オペラというよりも、歌はこまっしゃくれた子役のミュージカルっぽく聴こえます。11曲目は聴衆の一部に受けていました。母音の響きも子音の感じも私の好みの範疇を超えるかなあ。普通に素直に自然に歌う方法を選択してくれていたら・・・。まあ、大人になってプロに進んでいるとしたら、ああそうなんだ納得、って思いますけれど。