ボーイ・アルト RAUL BARRAGAN (ORFEON INFANTIL MEXICANO) ~ 魅惑のボーイ・アルト ― 2009年01月04日 16時43分40秒

ORFEON INFANTIL MEXICANO
Solista:RAUL BARRAGAN
(Alhambra MGE 60150)Director:Rogelio Zarzosa
この盤はスペイン製で、会社がAlhambra。
あのモンセラート修道院聖歌隊と同じです。
RCA時代は50年代の終わりくらいだとしたら、このAlhambraは60年代の初めかな?
ですが、合唱が変わっていました。
声のキラキラがなりを潜め、大人びて艶やかな合唱に・・・。
なんだかどこか女声的(ギリギリのところで決して女声ではないのですが)な響きが昔のモンセラートにも通じるような・・・。
短期間に(おそらく)ORFEON INFANTIL MEXICANOに何があったのか?
そして、突如として出現したスター ボーイ・アルト君!
この盤のタイトルには、合唱団とともに彼の名前が記されています。
つまり、番を張れるソリストだということでしょう。
収録曲は盤の画像で確認していただくとして
まったく知らない曲ばかり。
ですが、魅惑のボーイ・アルト RAUL BARRAGAN 君の、気体のように自然で柔らかに耳に溶ける声を聴いていると、心が凪いで行きます。
こんなアルト君、他にいましたっけ?
(もしかして昔のウィーン少年合唱団のレコードで聴いたかな?)
もしも気まぐれを起こしてこの盤を仕入れなければ
私は彼の声に出会いませんでした。
こういう未知の素晴らしいソリストくんに出会うたびに
この世界の裾野は果てしなく広大だと感じます。
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