ボーイ・ソプラノ 栗原一朗 ~ 一瞬の声に宿る永遠性2016年09月22日 11時57分15秒




B-S(ボーイ・ソプラノ)には「神さまからの贈りもの」という考え方があります。その声をいただくことができる期間は限られていますが、その少年の季節限定の声の「一瞬の輝き」の中に「生命の永遠」がある、と感じながら、私はB-Sを聴いてきました。ソリストの一人一人がこの悠久の時空において唯一無比の価値ある存在なのだ、と。
 なので、このCDの「永遠」というタイトルを見つけた時に、製作者たちの想いに通じるものを感じました。
 さてソリストの栗原一朗さんにはコンサートソリストとしてのかなりの実績があるようです。フレーベルで既に小学1年生でソリストデビューしたのを始め、天涯等での客演もしています。ソロコンサートも開催されたようです。
 歌い方は、癖のない実に清潔な声です。CDでの選曲も Ave Maria や Pie Jesu、Panis Angelicus ・・・と、ボーイソプラノの響きを聴かせる名曲が並び、又、伴奏も申し分ありません。 CDカバーの色彩もそうですが、聴いた印象もとても鎮かで、全体的に「聖歌集」を聴いているかのように心が凪ました。
 欲を言えばフレーベルの先輩のソリストの鈴木賢三郎さんのように、日本の歌も聴きたかったかも、です。
 You Raise Me Up・・・良かったです。生のコンサート、聴きたかった・・・。幸い、公式サイトにソリストくんの歩みが掲載されているようなので、大きな画面で聴いてみたいです。 

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパムコメント対策です。
コメントの上の欄に  少年合唱 の文字を入力願います。

  少年合唱

コメント:

トラックバック