少年合唱とボーイソプラノ THOMANERCHORES LEIPZIG ~ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団のコアなファンや関係者が微笑しながら楽しんで聴くCD ― 2016年10月01日 09時03分54秒

内容とは全然関係ないですが、今回の盤は紙の表紙で、ブックレットを収納出来ず、表紙裏にベッタリとブックレットを糊付けしておりました。これが几帳面な民族のすることなのでしょうか・・・。CD収納部が邪魔なのが原因で、ページをめくり難くて仕方ないです。
内容に関していえば、プログラムをタイプして気が付いたのですが、もしかして、これって、トーマス教会聖歌隊学校の内輪の、もしかして学習発表会?とか思って、かなりテンションが下がりました。が、以前、保護者向けのCDの話を他のCHOIRで、ですが、聞いたことがあり(合唱団の関係者とか保護者等内部の人たちがCDを作って団員の保護者に配る)絶対に私もそういうのが欲しい聴きたい、とか考えたりしたことを思い出して、この盤は、そういうCDの類だと思えば、私が求めていたものなのでした。
ピアノやオルガン等楽器演奏については、プロではないけれどまあ上手、レベル的です。変声前の団員くんも、ソツなくピアノを弾いています。
本格的な演奏作品とは趣を異にしているので、トーマス教会の聖歌隊が特に好きな方や関係者が、微笑しながら楽しんで聴くCDだと思います。
内容に関していえば、プログラムをタイプして気が付いたのですが、もしかして、これって、トーマス教会聖歌隊学校の内輪の、もしかして学習発表会?とか思って、かなりテンションが下がりました。が、以前、保護者向けのCDの話を他のCHOIRで、ですが、聞いたことがあり(合唱団の関係者とか保護者等内部の人たちがCDを作って団員の保護者に配る)絶対に私もそういうのが欲しい聴きたい、とか考えたりしたことを思い出して、この盤は、そういうCDの類だと思えば、私が求めていたものなのでした。
ピアノやオルガン等楽器演奏については、プロではないけれどまあ上手、レベル的です。変声前の団員くんも、ソツなくピアノを弾いています。
本格的な演奏作品とは趣を異にしているので、トーマス教会の聖歌隊が特に好きな方や関係者が、微笑しながら楽しんで聴くCDだと思います。
ボーイ・ソプラノAksel Rykkvin ~ 訓練され切った、まろやか、かつ、やわらかな歌声のソリスト ― 2016年10月02日 09時49分53秒

Oslo Cathedral Boy's Choir等複数のグループで活動し、ノルウェー国内外での縦横無尽の活躍を経て、乞われて録音したCDのようです。彼の歌声は、カバー写真の彼のイメージ通りでした。これだけ、カバー写真を裏切らない声も、ないと思います。その声を聴いた瞬間に、写真のAksel君が歌っていると納得できる演奏です。
美点の第1は、イメージを裏切らない声、ということが言えると思います。次に良いところは、演奏のバランスです。バックがオーケストラであることも声に似あっています。トレブルファンには聴きなれた作曲家のメロディアスな楽曲を余裕を持って歌っているところも良いです。トゲトゲの全くない、訓練され切った、まろやか、かつ、やわらかな声で、歌い上げていく手腕はなかなかのものです。Children's Chorus of the Norwegian Nathonal Opera & Ballet 所属の、たまものなのか、歌っていくときに小さくて素早い音符での小技を効かせたりの、歌における確かな演技力もあります。聴いた感じ、Aksel君は、大人的なプロの演奏を指向しているように感じました。そこが好きかどうか、手元に置いて、繰り返して聴きたいかどうかは、聴き手の好み次第、という気がします。
美点の第1は、イメージを裏切らない声、ということが言えると思います。次に良いところは、演奏のバランスです。バックがオーケストラであることも声に似あっています。トレブルファンには聴きなれた作曲家のメロディアスな楽曲を余裕を持って歌っているところも良いです。トゲトゲの全くない、訓練され切った、まろやか、かつ、やわらかな声で、歌い上げていく手腕はなかなかのものです。Children's Chorus of the Norwegian Nathonal Opera & Ballet 所属の、たまものなのか、歌っていくときに小さくて素早い音符での小技を効かせたりの、歌における確かな演技力もあります。聴いた感じ、Aksel君は、大人的なプロの演奏を指向しているように感じました。そこが好きかどうか、手元に置いて、繰り返して聴きたいかどうかは、聴き手の好み次第、という気がします。
ボーイ・ソプラノGary Strutton ~ ボーイ・ソプラノへの想いをよみがえらせてくれたソリスト ― 2016年10月03日 10時47分51秒


このCDで最初に持ってきた曲、英国トレブルの専売特許的な曲ともいえる Walking un the Air での、Gary君の最初の一声を聴いただけで、心の底から、うわ~っと込み上げてくるものがありました。やわらかく伸びやかでありながらも、繊細で儚く涼しい声。この声から溢れる清涼感が聴き手の心を癒します。木管系のソフトさの中に、音一つ一つの表面にはミクロのプラチナのパウダーでコーティングされた金管系の輝きも、味わうことが出来ます。もしかしたら変声期に入りかけているのかもしれないですが、それすら良い味です。
この声があるから、私はイギリスの聖歌隊LOVEなのだと再認識しました。女声に匹敵するように歌えています的では決して無いですが、上手とかヘタのとかの次元を超えて、どう聴いても女声には出せない声と、聖歌隊員としての心得の範囲内での、媚の無い演奏が好きなのだと。
カバー写真の彼よりは、声だけ聴くなら、2歳は若い聖歌隊員を想像してしまいそうです。ファン心をくすぐる選曲も聴き易く愛らしい。8.Cavatina を初めて聴いたかもしれないですが、ドラマがありそうな曲で引き込まれました。
どの聖歌隊にでも必ず1人は居そうな、英国聖歌隊の典型的・模範的な、普通の上手なコリスター。この素直さと、寒色系の声質こそが、私がボーイ・ソプラノを好む理由です。
聖歌隊や男声ソリストとの共演も、キーボード等のシンプルで穏やかな伴奏も、Gary君とお互いを引き立てあっていて、調和していました。又、収録された音そのものの響きも、美しかったです。
最後に、青いボールペンで書かれたGary君の直筆メッセージとサインまで見つけて、その心遣いにも「きゃ~っ!!♡」と嬉しくなったCDでした。
この声があるから、私はイギリスの聖歌隊LOVEなのだと再認識しました。女声に匹敵するように歌えています的では決して無いですが、上手とかヘタのとかの次元を超えて、どう聴いても女声には出せない声と、聖歌隊員としての心得の範囲内での、媚の無い演奏が好きなのだと。
カバー写真の彼よりは、声だけ聴くなら、2歳は若い聖歌隊員を想像してしまいそうです。ファン心をくすぐる選曲も聴き易く愛らしい。8.Cavatina を初めて聴いたかもしれないですが、ドラマがありそうな曲で引き込まれました。
どの聖歌隊にでも必ず1人は居そうな、英国聖歌隊の典型的・模範的な、普通の上手なコリスター。この素直さと、寒色系の声質こそが、私がボーイ・ソプラノを好む理由です。
聖歌隊や男声ソリストとの共演も、キーボード等のシンプルで穏やかな伴奏も、Gary君とお互いを引き立てあっていて、調和していました。又、収録された音そのものの響きも、美しかったです。
最後に、青いボールペンで書かれたGary君の直筆メッセージとサインまで見つけて、その心遣いにも「きゃ~っ!!♡」と嬉しくなったCDでした。
ボーイ・ソプラノ Alain Clément ~「フォーレ:レクイエム」基準値演奏のソリスト ― 2016年10月04日 22時18分08秒

これは、(忘れましたが、たぶん)最初はLPで聴いて、次に、手軽に聴くためにCDも、と考えて購入した盤だと思います。
いろいろな録音で聴いた曲なので、他にもコレクションはあると思いますが、私にとって、この盤が「フォーレのレクイエム」の基準値になる演奏です。
昔の録音なので、今聴くと、どうしても、音の輪郭が滲んで曖昧な採録状態ではあるのですが、この点に関しては、高音質CDで再リリースされているようなので、これから聴かれる方には、そちらをお奨めします。
指揮、聖歌隊、オーケストラともに、清らかで心根が慎ましく、音楽が天を目指して静かに昇って行くような感じがしました。聴いていると、音に乗って、天上へと案内されるような音楽です。
アラン君のソプラノは、どこか聖歌隊の声質に通じるものがあり、納得のソリストです。彼自身のソロを楽しむというよりも、曲全体を当時は聴いていましたし、そういう普通の聴き方が相応しい録音だと思います。基準値演奏に相応しい音質のCDに買い替えるかどうかは、頭を冷やしてから決めたいと思います。
いろいろな録音で聴いた曲なので、他にもコレクションはあると思いますが、私にとって、この盤が「フォーレのレクイエム」の基準値になる演奏です。
昔の録音なので、今聴くと、どうしても、音の輪郭が滲んで曖昧な採録状態ではあるのですが、この点に関しては、高音質CDで再リリースされているようなので、これから聴かれる方には、そちらをお奨めします。
指揮、聖歌隊、オーケストラともに、清らかで心根が慎ましく、音楽が天を目指して静かに昇って行くような感じがしました。聴いていると、音に乗って、天上へと案内されるような音楽です。
アラン君のソプラノは、どこか聖歌隊の声質に通じるものがあり、納得のソリストです。彼自身のソロを楽しむというよりも、曲全体を当時は聴いていましたし、そういう普通の聴き方が相応しい録音だと思います。基準値演奏に相応しい音質のCDに買い替えるかどうかは、頭を冷やしてから決めたいと思います。
ボーイ・シンガー MICHAEL Junior ~ 自信に溢れ自身の声に酔えるソリスト ― 2016年10月05日 19時34分08秒

彼の演奏は、明るい発声と圧倒的な声量、テクニックで、すべての曲(クラシックすらも)が、カンツォーネに聴こえました。そして徹頭徹尾、Michael Junior くんの歌い方は (プチ)セクシーです。借りたビデオで映像でも見たことがあるのですが、TVでのショーもそんな感じでした。
Michael Junior くん自身が己の声に酔えるほどに、コントロール・バッチリの大声量です。彼の声には量のみならず、質的には憂いも艶もあって、渋いけれど若々しい、年齢ゆえの稀有な状況が又、魅力な訳です。言葉の切れ具合もGOOD!ですし。
共演のテノールはさすがの表現力ですが、トータルで、Michael Junior くんの声が勝っちゃっているような・・・。
気軽に聴けて、声そのものも楽しめるところも良いのですよね〜。
Michael Junior くん自身が己の声に酔えるほどに、コントロール・バッチリの大声量です。彼の声には量のみならず、質的には憂いも艶もあって、渋いけれど若々しい、年齢ゆえの稀有な状況が又、魅力な訳です。言葉の切れ具合もGOOD!ですし。
共演のテノールはさすがの表現力ですが、トータルで、Michael Junior くんの声が勝っちゃっているような・・・。
気軽に聴けて、声そのものも楽しめるところも良いのですよね〜。
ボーイ・ソプラノMichael Bannett ~ 幸せな瞬間をまさに生きている少年と少女の姿が見える ― 2016年10月06日 22時28分59秒

Michael Bannett と Carrie Lyn が共演しているこの Frends forever は、世の母君たちがこぞって我が子に聞かせたいと思うような内容のCDかもしれないです。二人ともなんらかの賞を受賞したようですが、晴れがましく、幸せな瞬間を生きていて、歌っている二人の雰囲気からは、明るくて楽しくて健全で、我が子がこのように育ってほしいと願う要素がいっぱいです。たぶん。
歌っている曲は、いたって健康。歌っている二人も写真通りに、育ちの良さ気で健全なティーン。二人を見ていると、我が子に与える影響として、不安要素は何もありません。
このCDは、ものすごく、ものすご~く若い人(子ども)にお奨めします。一緒に歌ったら良いと思います。
歌っている曲は、いたって健康。歌っている二人も写真通りに、育ちの良さ気で健全なティーン。二人を見ていると、我が子に与える影響として、不安要素は何もありません。
このCDは、ものすごく、ものすご~く若い人(子ども)にお奨めします。一緒に歌ったら良いと思います。
ボーイ・ソプラノMichael Bannett ~ 不思議さに満ちた発声が癖になって聴きたくなる ― 2016年10月07日 21時33分00秒

合唱団に所属している子の声が、あまりにキレイで、歌が上手で、情感があって素晴らしいから、このやさしい歌声を残しておこう・・・とでも考えたのでしょうか。そんな歌に聴こえました。ホントに歌われ方がきれいで、部分的には、十代後半の優しいおねーさんが歌っていると錯覚してしまう箇所もありました。が、正気に戻って聴けば、ソフトにかすれ気味に歌うところは正しく男の子の声、なのですが。このかすれ具合が、かなりのチャームポイントかもしれません。
上手なんですが、全く歌に宗教の香りを感じないので、13.Where Is Love とかの曲にも魅力を感じました。タイトルの 、18.Beartiful Soup もさすがに達者でしたし、魅力といえば、10.O For the Wings of a Dove に限らず、声とエアとの配分の按配(個性的な発声)が、なんともいえない不思議さに満ちていて、(癖になって)聴きたくなる、そこが大きな魅力なのかもしれないと思いました。
上手なんですが、全く歌に宗教の香りを感じないので、13.Where Is Love とかの曲にも魅力を感じました。タイトルの 、18.Beartiful Soup もさすがに達者でしたし、魅力といえば、10.O For the Wings of a Dove に限らず、声とエアとの配分の按配(個性的な発声)が、なんともいえない不思議さに満ちていて、(癖になって)聴きたくなる、そこが大きな魅力なのかもしれないと思いました。
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